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第36回 江戸時代の村の変遷を物語る大輪神社(おおわじんじゃ)の藁蛇(わらへび)

更新日:2016年3月23日

東大輪の大輪神社では、毎年10月15日の秋祭りの前に、稲藁で大蛇2匹を作り、鳥居に飾り付ける神事が行われています。現在、この藁蛇は東大輪上(かみ)と下(しも)の合同で作られていますが、かつては東大輪と西大輪で1匹ずつ担当していました。

この藁蛇の製作を東大輪と西大輪の双方で請け負ってきたのは、両地区が江戸時代の初めまで大輪村という一村落で、後に分村したことに由来すると考えられます。大輪神社の祭神は、東大輪村の鎮守(ちんじゅ)である八幡宮(はちまんぐう)と西大輪村の鎮守である鷲大明神(わしだいみょうじん)を合祀(ごうし)したもので、このため東・西の大輪村の氏子(うじこ)は協力して秋祭りを行ってきました。

実際、平成8年ごろまで、西大輪でも藁蛇を作り、かつては13日の晩に作った蛇を、その晩のうちに大輪神社の鳥居に飾り付けていました。一方、東大輪では14日の朝に蛇を作り、昼までに飾り付けを行っていました。その際、藁蛇を、西大輪は鳥居の西の柱に、東大輪は東の柱に飾り付けたといいます。また、西大輪の当番は14日から18日までの祭り期間中、大輪神社の留守番をしたということです。

大輪神社の秋祭りは、現在もその年の実りを感謝するとともに、無病息災(むびょうそくさい)・五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願って毎年行われています。藁蛇はその象徴として地域の人々に親しまれてきました。近年、都市化の進展に伴い藁蛇を飾り付ける祭りは珍しくなりました。本市でも現存しているのは、この大輪神社の藁蛇1例だけであり、貴重な祭りの一つといえます。

備考:藁蛇の飾り付けは、10月15日の前後1週間程度、見ることができます。

写真 大輪神社(おおわじんじゃ)の藁蛇(わらへび)
大輪神社の藁蛇

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