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第27回 市内唯一の善光寺式阿弥陀三尊(ぜんこうじしきあみださんぞん)

更新日:2018年7月25日

久喜市江面の善徳寺(ぜんとくじ)には、市指定有形文化財の木造阿弥陀如来立像及両脇侍像(もくぞうあみだにょらいりゅうぞうおよびりょうわきじぞう)があります。

この仏像は、一つの光背(こうはい)(仏像が背に負う光明を表す飾り)に三体の仏像
が並ぶ一光三尊形式(いっこうさんぞんけいしき)で、善光寺式阿弥陀三尊と呼ばれます。中尊(ちゅうそん)は阿弥陀如来で、目は玉眼(ぎょくがん)(目玉の部分に水晶をはめこみ、水晶の裏に瞳を描いたりする方法)です。右手はひじを曲げて上方にあげ掌を前に向け、左手は垂下(すいか)して掌を前に向けています。

左脇侍(ひだりわきじ)は宝冠(ほうかん)(宝石で飾った冠)に化仏(けぶつ)を持つ観音菩薩(かんのんぼさつ)です。右脇侍(みぎわきじ)は宝冠に宝瓶(ほうびょう)を持つ勢至菩薩(せいしぼさつ)です。両脇侍とも左の掌を上に向け、右の掌をそれに重ねています。光背には五仏が付けられています。

寸法は、中尊の阿弥陀如来は像高38センチメートル、台座は6.5センチメートル。左脇侍の観音菩薩は像高27.8センチメートル、台座は5.2センチメートル。右脇侍の勢至菩薩は像高28センチメートル、台座は5.3センチメートル。光背は高さ60.5センチメートル。最大幅は37.7センチメートルです。

善光寺式阿弥陀三尊は、長野市の善光寺の本尊(秘仏(ひぶつ))といわれる阿弥陀三尊像を模刻(もこく)して造られた飛鳥時代風の一光三尊形式のものをいいます。浄土信仰に結びついて盛んに造立され、銅造が多いものの、鉄造・木造もあります。現存のものとしては甲府市善光寺の建久6年(1195)の銅造阿弥陀三尊が最も古いものです。

善徳寺の阿弥陀三尊は室町時代末期ごろの作とみられますが、久喜市に現存する唯一の善光寺式三尊として貴重なものです。

写真 善光寺式阿弥陀三尊
善光寺式阿弥陀三尊

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