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第62回 さまざまな祈りのかたち 菖蒲町台(しょうぶちょうだい)の久伊豆(ひさいず)神社絵馬

更新日:2017年1月19日

 毎年受験シーズンになると、神社に受験生が訪れ、合格祈願の絵馬を奉納していく様子が多く見られます。
 絵馬の起源は、古代、神の乗り物と信じられた生き馬を神に献上していたことに始まります。それが後に、馬の代わりに馬を描いた板を奉納するようになりました。その後、時代とともに様々な題材が用いられるようになり、神話や伝説、芸能なども描かれるようになります。それらは絵画的色彩に富み、人々の祈りや感謝の思いなどが込められた彩り豊かな絵馬として、各地の神社に奉納されてきました。
 菖蒲町台の久伊豆神社にもこうした絵馬が保存されていて、「伊勢太々御神楽(いせだいだいおかぐら)」や「岩国錦帯橋(いわくにきんたいきょう)」など8点が市の指定文化財になっています。
 「伊勢太々御神楽」は、太々神楽を奉納するために伊勢参宮(さんぐう)を行った人々が、無事帰村できたお礼に、当時の様子を絵にして奉納したものです。絵馬は明治29年(1896)に描かれ、青と緑を基調とした色彩の鮮やかな図柄で、神楽を奉納している場面が描かれています。
 「岩国錦帯橋」は文久(ぶんきゅう)2年(1862)の絵馬で、山口県岩国市を流れる錦川(にしきがわ)に架かる錦帯橋が描かれています。西国を巡った人が、この橋の印象を忘れがたく、無事に帰ってくることができたお礼に奉納したものであると考えられます。
 これらの絵馬は、普段公開されてはいませんが、12月25日(日曜)まで開催している久喜市立郷土資料館特別展「社寺参詣(さんけい)と巡礼の旅」において、この「伊勢太々御神楽」絵馬を写真パネルで展示しています。ぜひ資料館まで足をお運びいただき、絵馬の美しい図柄をご鑑賞ください。

岩国錦帯橋
岩国錦帯橋

所在地

久伊豆神社(菖蒲町台855)

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