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第87回 春の年中行事「初午(はつうま)」と行事食「スミツカレ」

更新日:2019年5月31日

 春の年中行事である「初午」は、2月最初の午の日に行われる稲荷のお祭りです。稲荷の本社である伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)の祭神が、和銅(わどう)4年(711)2月の初午の日に稲荷山へ鎮座(ちんざ)したと伝えられることから、この日は稲荷の縁日(えんにち)とされています。現在では月遅れの3月の初午の日に行われる場合もあります。
 市内の「初午」は、稲荷を屋敷神(やしきがみ)としてお祀(まつ)りしている個人宅でも行われています。「初午」は行事食でもスミツカレ(スミツカリとも)を作り、稲荷の社(やしろ)にお供えします。
 スミツカレは、北関東地方の郷土料理としても知られており、大根・大豆・酒粕(さけかす)などを煮込んで醤油・砂糖で味付けしたものです。大根は専用のおろし器で粗くおろし、炒った大豆をつぶして煮込みます(ご家庭によって入れる具材や味付けが異なります)。大豆は節分の残りの豆(年越しの豆)を入れる家もあります。出来上がったスミツカレは、ツトッコと呼ばれる藁(わら)の入れ物でお供えされますが、現在は皿に盛る家が多くなっています。
 スミツカレは「初午」の行事食であることから、「初午」以外に作ってはいけないといわれています。どうしても食べたいという場合は、「初午」で作ったスミツカレを少量タネとして残しておき、2度目のものにタネを入れて作りました。栗橋地区新井では、昔から「タネを取っておかないとスミツカレは作っちゃいけない」といわれているそうです。
 「初午」ではスミツカレのほか、赤飯(せきはん)または小豆飯(あずきめし)、酒、豆腐、油揚げなどもお供えされています。
 今年(2019年)の「初午」は2月2日でした。来年はご家庭でもスミツカレを作ってみてはいかがでしょうか。


ツトッコに入れられたスミツカレ・赤飯・豆腐・油揚げ(再現)

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