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第72回 栗橋関所番士(ばんし)島田家文書(もんじょ)にみる女性の関所通行

更新日:2018年12月3日

 江戸時代の関所は、「入(い)り鉄砲に出女(でおんな)」といわれるように、武器の持ち込みと女性の通行を厳しく取り締まりました。
 日光道中(にっこうどうちゅう)の栗橋関所(房川渡中田関所)(ぼうせんわたしなかだせきしょ)では、関所番士と呼ばれる役人が関所の警衛(けいえい)にあたりました。関所番士を勤めた島田家には、栗橋関所に関する資料が数多く残され、「島田家文書」として市の指定文化財になっています。
 島田家文書には「女手形(おんなてがた)」と呼ばれる女性の通行証文が4点残されています。その中には、慶応3年(1867)5月に幕府留守居(るすい)の跡部良弼(あとべよしすけ)が栗橋関所に宛てた、姫君の通行証文があります。
 姫君は、内大臣(ないだいじん)近衛忠房(このえただふさ)の養女として、13代仙台藩主の伊達慶邦(だてよしくに)の養子宗敦(むねあつ)に嫁ぎました。この通行証文は、姫君が京都から嫁ぎ先の仙台へ赴く際に作成されたものです。通行証文には、関所では姫君の乗る輿(こし)は検閲(けんえつ)しないようにとの指示が記されています。あわせて、姫君のお供の女性については、通常通りの検閲を行うようにとも記されるなど、当時の女性の関所通行の様子の一端をうかがうことができます。
 郷土資料館では、平成29年10月11日(水曜)から12月24日(日曜)までの期間、第8回特別展「栗橋関所の番士でござる―島田家文書を紐解(ひもと)く―」を開催し、今回紹介した姫君の通行証文をはじめ、島田家に残された栗橋関所の関係資料を展示しました。

所在地

久喜市立郷土資料館(鷲宮5-33-1)

このページに関するお問い合わせ

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〒346-0033 久喜市下清久500番地1
電話:0480-22-5555 Eメール:bunka@city.kuki.lg.jp
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