中島敦(なかじまあつし)
生没年:明治42.5.5 一昭和17.12.4 (1909-1942)
小説家。 東京四谷生まれ。 東京帝国大学国文科(現東京大学文学部)卒業。横浜高等女学校(現横浜学園高等学校)に勤務する傍ら創作活動に励んだ。作品に『山月記(さんげつき)』『光と風と夢』 『李陵(りりょう)』 など。
漢文脈の格調高い文体や、漢学の素養は、祖父中島撫山(なかじまぶざん)をはじめとする儒家の家系に由来する。
両親の離婚により、 2歳から7歳まで久喜町(現久喜市)の祖父母の元で養育された。大宮の日本大学に「中島敦文庫」がある。
典拠:『埼玉人物事典』(埼玉県教育委員会編、埼玉県、1998年)
参考
- 久喜歴史だより 第65回 中島敦(なかじまあつし)の小説「斗南(となん)先生」
- 久喜歴史だより 第131回 作家・中島敦(なかじまあつし)と久喜
- 久喜市立郷土資料館 第12回特別展「敦 中島家の系譜ー中島敦没後80年ー」
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久喜市公文書館 過去の企画展図録(合併前)
第4回 中島敦とその家系
第10回 中島敦の『斗南先生』・実話
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