さいたま文学館にて、久喜市ゆかりの歌人・濱梨花枝(はまりかえ)を紹介する展示を行います。
久喜市ゆかりの歌人である濱梨花枝(はまりかえ)を紹介する企画展「歌人・濱梨花枝 -幻の墳(つか)のほとりで-」を、令和7年10月11日(土曜日)から12月7日(日曜日)までさいたま文学館(桶川市若宮1-5-9)で行います。
また、企画展関連事業の1つとして、濱梨花枝の半生を紹介した番組の上映と、長年共に過ごしてきた家族の目から見た濱の姿について語る「上映会&トークイベント」を開催します。本イベントは10月18日(土曜日)に久喜総合文化会館 小ホールで開催されますので、ご興味のある方はぜひお申込ください(事前申込制、電話受付:さいたま文学館・048-789-1515、先着300名)。
濱梨花枝について
濱梨花枝(本名:榎本美佐夫(えのもとみさお))は、歌人の与謝野晶子(よさのあきこ)の最後の弟子と言われ、「『明星』のロマンチシズムの伝統を現代に伝える数少ない女流歌人の一人」とも評される人物です。
大正元年(1912)に行田市埼玉(さきたま)に生まれ、19歳のとき、後の初代久喜市長となる榎本善兵衛と結婚して久喜市に移り住みました。昭和35年(1960)に第一歌集『風紋(ふうもん)』を出版、昭和41年(1966)に歌誌「青遠」を創刊するなど、歌人として活躍しました。そのほか、昭和46年(1971)には当時の久喜町が市に昇格したことを記念してつくられた「新久喜音頭」や、本町小学校、青毛小学校、久喜東中学校の校歌などの作詞も行っています。歌人としての活動以外にも、久喜市文化団体連合会会長や久喜市社会教育委員、県立久喜図書館協議会委員の初代議長なども務め、久喜市の文化、教育面で多大な貢献をしました。
こうした功績から、昭和55年(1988)に埼玉県文化賞芸術部門及び埼玉県文化功労者知事賞を受賞、昭和59年(1984)には地方文化功労により勲五等瑞宝章(ずいほうしょう)を受章しています。
企画展の概要について
詳細は以下の埼玉県ホームページをご覧ください。
(趣旨、会期、会場、開館時間、観覧料、展示構成、関連事業、主な展示資料 などを記載)
企画展関連事業の概要及び申込方法
詳細は以下のさいたま文学館ホームページをご覧ください。
3つの企画展関連事業はいずれも事前申込制となっております。
「(1)上映会&トークイベント」と「(3)講演会「知られざる濱梨花枝の素顔」」については、電話(さいたま文学館・048-789-1515)での事前申込制、先着順。
「(2)文学散歩「濱梨花枝の歌と古墳をめぐる」」は往復はがきでの申込受付(10月15日(水曜日)必着・抽選)となります。
申込の受付方法は上記「企画展「歌人・濱梨花枝~幻の墳のほとりで~」関連事業について」のページでご案内します。
(申込方法のご案内は、「県政ニュース さいたま文学館企画展「歌人・濱梨花枝―幻の墳のほとりで―」の開催について」に記載のものと同様です。)
さいたま文学館ホームページ
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さいたま文学館(外部リンク)
休館日、開館時間等の情報は、上記ホームページをご覧ください。
チラシ
問い合わせ先
展示内容及び関連事業に関する問い合わせ:さいたま文学館(電話:048-789-1515)
本ホームページに関する問い合わせ:文化振興課文化財・歴史資料係(電話:0480-58-1111)
参考
さいたま文学館(〒363-0022 埼玉県桶川市若宮1-5-9)の地図(Google マップ)
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このページに関するお問い合わせ
教育部 文化振興課 文化財・歴史資料係
〒340-0295 久喜市鷲宮6丁目1番1号
電話:0480-58-1111 ファクス:0480-31-9550
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。