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県指定 下新堀久伊豆神社本殿 付棟札2枚

更新日:2019年10月2日

問い合わせ先:文化財保護課文化財・歴史資料係

下新堀久伊豆神社本殿 付棟札2枚(しもにいぼりくいずじんじゃほんでん つけたりむなふだ2まい)

種別

建造物

指定年月日

平成3年3月15日

所在地

久喜市菖蒲町新堀600

所有者(管理者)

下新堀久伊豆神社

概要

 間口・奥行が2尺8寸の一間社流造という形式で造られています。前面には軒唐破風・千鳥破風を備え、屋根が柿葺で建てられた立派なものです。

 彫刻の図柄は、右側が松に尾長鶏、左側が牡丹に唐獅子、背面が竹に虎となっています。脇障子の図柄は、高砂の尉と姥の彫刻で、特に、姥は箒をかつぎ、左褄をとった類例のない奇抜な構図となっています。

 向拝柱は一木から巻竜を彫り出し、昇降の竜としてそれぞれ左右に配しています。体部によって見え隠れする柱部分は几帳面取りされ、手の込んだ仕上げになっています。

 その他の特徴としては、彫刻が羽目板と一体となり柱に小穴で入れる、妻飾りが力士の彫刻で棟木を受け三斗を支える、浜縁が中央に平三斗、左右に三斗組の変形を受けるなど珍しいものがあります。

 宝永6年(1709)の造立を示す棟札の裏書きに「江戸神田かうや町 宮大工清右衛門」の墨書があります。もう一枚の棟札は、文化10年(1813)に彩色と補修が施されたことをあらわしています。

 この本殿は、建造年代が明らかで、県内で最も古いもののひとつである壁面彫刻と向拝柱の巻竜をもつ建物として貴重です。


下新堀久伊豆神社本殿

『広報くき』連載「久喜歴史だより」

参考文献

  • 埼玉県教育委員会 1992年 『埼玉県指定文化財調査報告書』第18集

このページに関するお問い合わせ

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