ヒアリングフレイル(R)を知っていますか

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ページ番号1010510  更新日 2025年8月14日

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ヒアリングフレイル(R)とは

ヒアリングフレイル(R)とは、聞き取る機能の衰えを意味します。

聞こえにくさから、コミュニケーションをとることが難しくなり、人との繋がりが少なくなるなど、活動範囲が狭まり、認知症やうつ状態となるリスクが高まることが懸念されています。

加齢による張力の低下は、40歳代から始まりますが、聞こえが悪くなったことを感じる人が急激に増えるのは、60歳代からです。自覚はなくとも、早期に予防することが大切です。

こんな症状があったらヒアリングフレイル(R)かもしれません

反応しない
話しかけても以前より反応しなくなった
外出おっくう
外出することがおっくうになった
ひきこもる
部屋に引きこもることが多くなった
怒りっぽい
以前よりも怒りっぽくなった
テレビを見ない
大好きだったテレビを急に見なくなった
会話困難
以前に比べ会話が難しくなった

耳の聞こえをチェックしよう

ヒアリングフレイルチェック

4つ以上当てはまると、聴力低下によるフレイルのリスクが高まります。

  • 家族にテレビやラジオの音量が大きいと言われることがよくある
  • 相手の言ったことを推測で判断することがある
  • 外出することが億劫になった
  • 会議や会食など複数人の会話がうまく聞き取れない
  • 話し声が大きいと言われる
  • 会話をしているときに聞き流すことが増えた
  • 大きな声で話しかけられてもうまく聞き取れず、聞こえたふりをしてしまう

アプリチェック

スマートフォンやタブレットをお持ちの方は、「みんなの聴脳力チェック」というアプリを使って、聴覚の状態を総合的にチェックすることができます。

 

アイフォン用
iPhone/iPad版
アンドロイド版
android版

聞こえにくい方との関わり合い方、大丈夫ですか?

3つ以上当てはまると、関わり合い方の変化をきっかけにヒアリングフレイルのリスクが高まります。

  • 難聴の方と話す際に、必ず大きな声になってしまう
  • 何度も同じことを話す必要があり疲れる時がある
  • 難聴の方と話すことが億劫と感じてしまう時がある
  • 難聴をきっかけに両親との会話が減ってきていると感じる
  • 話しかけられても曖昧な返事をしてしまう時がある

耳の聞こえが気になる時は

耳鼻咽喉科を受診しましょう

アプリでチェックした結果が気になった方は、耳鼻咽喉科への受診をお勧めします。

市内耳鼻咽喉科一覧

医療機関名

住所

電話番号

久喜耳鼻咽喉科

久喜市野久喜631-2

0480-23-6272

粉川医院

久喜市本町2-2-3

0480-21-0078

たかはし耳鼻咽喉科

久喜市南栗橋4-14-1

南栗橋シティセンタービル2階

0480-48-6666

岸田医院

久喜市外野466-1

0480-58-5111

 

聞こえの低下を予防しましょう

キーワードは「耳にやさしい生活」です
  • 大きな音でテレビを見たり、音楽を聴いたりしない
  • 静かな場所で耳を休ませる時間を作る
  • 十分な睡眠をとる、バランスの良い食事を摂る、禁煙するなど、健康的な生活習慣を心がける
  • 定期的に耳鼻咽喉科を受診し、聞こえのチェックをする

 

日々の生活の中で、聞こえにくさを感じたら、早めに補聴器の利用を考えましょう

早くから補聴器を利用することで、聞こえにくさを改善して、ことばを聞き分ける能力を高め、聞く能力を長く維持することができます。

また、外出や人との会話や交流を楽しむなど、認知機能の低下を防ぐことにも繋がります。

※ 注意 「ヒアリングフレイル(R)について」の項目は、「NPO法人 日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会」の許可を得て掲載しています。(無断転載禁止)

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このページに関するお問い合わせ

福祉部 高齢者福祉課 地域包括支援係
〒346-8501 久喜市下早見85番地の3
電話:0480-22-1111 ファクス:0480-22-3319
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。