蚊媒介感染症に注意!
蚊媒介感染症とは、病原体を保有する蚊に刺されることによって起こる感染症のことです。
主な蚊媒介感染症には、ウイルス疾患であるジカウイルス感染症、デング熱、チクングニア熱、日本脳炎、ウエストナイル熱、黄熱、原虫疾患であるマラリアなどがあります。
これらの感染症は主に熱帯、亜熱帯地域で流行しています。
国内では、日本脳炎以外の蚊媒介感染症は海外からの輸入感染症としてみられていますが、デング熱に関しては2014年に国内感染例が報告されました。
蚊を媒介した感染症
ジカウイルス感染症(ジカ熱)
蚊によって媒介されるジカウイルスによる感染症です。軽度の発熱、発疹、結膜炎、関節痛、筋肉痛、頭痛、倦怠感などが主な症状ですが、感染しても無症状であることも多く、気付かないことがあります。母体から胎児へ感染を起こすことがあり、小頭症などの先天性障害を起こす可能性があります。
デング熱
平成26年8月下旬以降、国内でデング熱に感染したことが確認された患者が報告されています。
デング熱は蚊に刺されてから3から7日程度で高熱、頭痛、目の痛み、関節痛、嘔気・嘔吐などが見られます。感染しても発症する頻度は20%から50%ですが、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。
蚊を介して感染するもので、人から人への感染はしません。
チクングニア熱
蚊に刺されてから3から7日程度で、大多数の人が急な発熱と関節痛の症状が現れます。発疹は8割程度に人に認められます。その他の症状としては、全身倦怠感・頭痛・筋肉痛・リンパ節腫脹があります。
蚊媒介感染症のうちチクングニア熱については、これまで国内感染症例は報告されていませんが、欧州、中国など複数の国で発生していることから、厚生労働省検疫所ホームページ(FORTH)において注意喚起を行っています。
日本脳炎
日本脳炎は、日本脳炎ウイルスにより発生する疾病で、蚊を介して感染します。以前は子どもや高齢者に多くみられた病気です。突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こす病気で、後遺症を残すことや死に至ることもあります。
ワクチン接種により、日本脳炎の罹患(りかん)リスクを75~95%減らすことができると報告されています。
蚊に刺されないために
蚊媒介感染症を予防するには、蚊に刺されないように注意すること、蚊を発生させないようにすることが重要です。
屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないよう対策してください。
日ごろから住まいの周囲に、蚊の幼虫の発生源となる水たまり(植木鉢の受け皿、空き缶やペットボトルに溜まった水、雨水ます、屋外に放置された子どものおもちゃ、古いタイヤなど)を作らないようにしましょう。
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用心編:感染症の運び屋 蚊からバリアーで身を守れ!(厚生労働省) (PDF 870.5KB)
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発生源編:ジカ熱・デング熱の運び屋 ヒトスジシマカの発生源を叩け!(厚生労働省) (PDF 354.5KB)
流行国地域へ渡航される方へ
海外へ渡航する際には、渡航前に現地での流行状況を把握しましょう。もし、感染症の流行地域へ渡航する場合には、予防接種を受けることで感染症にかかるリスクを下げることができます。予防接種の種類によっては、数回の接種が必要なものがありますので、できるだけ早く医療機関の医師等へご相談ください。
帰国時または帰国後に発熱等体調の異常がある場合及び渡航先において医療機関を受診するなど体調に不安がある場合には、空港等の検疫所にご相談いただくか、医療機関を受診してください。
関連情報
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このページに関するお問い合わせ
健康スポーツ部 地域保健課 予防接種係
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