第2期久喜市教育振興基本計画（平成30年度～令和4年度）

問い合わせ先：教育総務課総務係

　教育基本法第17条第2項に基づき、本市における教育の振興のための施策に関する基本的な計画として、平成25年に久喜市教育振興基本計画（第1期計画）を策定しましたが、この第1期計画が平成29年度末に終了したことから、平成30年度を初年度とする第2期久喜市教育振興基本計画を策定しました。
　なお、策定の経過につきましては、久喜市教育振興基本計画策定委員会の会議録や会議資料をご覧ください。

　グローバル化や人工知能の進化など、社会が加速度的に変化し、将来の予測が難しい社会となり、教育を取り巻く環境も厳しさを増しています。
　このような社会にあっても、生きがいや潤いのある人生を切り拓き、自らの力で歩んでいける人づくりのため、平成25（2013）年度に策定した久喜市教育振興基本計画（第1期計画）を継承しつつ必要な見直しを行った、第2期久喜市教育振興基本計画を策定しました。

　本市教育委員会では、久喜市総合振興計画における教育分野の大綱「心豊かな人材をはぐくみ、郷土の歴史文化を大切にするまち」を実現するため、おおむね10年先を見据えて、平成25（2013）年度から5年間を計画期間とする第1期計画を策定しました。
　第2期計画は、第1期計画の成果と今後の課題を検証し、各施策の継続性を踏まえて必要な見直しを行い、平成30（2018）年度から5年間を計画期間として策定することから、基本理念及び基本方針は第1期計画で掲げたものを継承しています。

　人づくりは、豊かな未来をひらくための基本であり、市民一人ひとりが生涯を通じて心豊かに生きがいのある暮らしを送り、将来にわたり豊かで活力ある地域を築くための原動力となります。
　このため、次代を担う子どもたち一人ひとりのもつ個性や能力を一層伸ばすための教育を充実させるとともに、自ら学び、自ら課題を解決できる力を身に付けた、心豊かなたくましい人づくりを目指します。
　また、私たち一人ひとりが自分のライフスタイルに合わせて、生涯にわたって学び、楽しみ、個性や能力を発揮することができる環境づくりを進めることで、地域一体となって人材をはぐくむことができる生涯学習社会の形成を目指します。

　基本理念を踏まえて、施策を実施していくにあたり、次の3つの基本方針で取り組みます。

1. 「総合的な人間力」をもった次代を担う子どもたちの育成　自らの夢や希望に向って、自立して社会でたくましく生きていくために必要な「総合的な人間力」をもった子どもたちの育成に取り組みます。
2. 絆を深め、地域社会と連携した教育の推進　学校・家庭・地域の連携による、強い絆のもとで子どもたちへの教育に取り組みます。
3. 郷土を愛し、生きがいのもてる生涯学習社会の実現　生まれ育ったふるさとを愛し、市民一人ひとりが生涯にわたって共に学び、楽しみ、心のゆとりや豊かさを感じることができる生涯学習社会の実現を目指します。

1. 教育基本法第17条第2項に定める「教育振興基本計画」に位置付けています。
2. 久喜市総合振興計画の教育分野における分野別計画です。
3. 教育分野における他の個別計画や教育分野以外の計画との連携を図っています。
4. 計画期間は平成30（2018）年度から平成34（2022）年度までの5年間とします。

　第2期久喜市教育振興基本計画の策定にあたり、児童生徒等の学習状況や生活状況、家庭や地域における教育など、さまざまな課題整理の基礎となるデータや意見を集約するため、アンケート調査を実施しました。
　なお、アンケート調査結果の概要や、集計結果はファイルをダウンロードしてご覧ください。

　全文につきましては、ファイルをダウンロードしてご覧ください。

　本計画に掲載した各施策を効果的かつ確実に推進するためには、定期的に進捗状況や効果等の進行管理を行う必要があります。
　そのため、毎年実施する「教育に関する事務の管理及び執行状況についての点検及び評価」の中で、本計画で示した事業について進行管理を実施し、その結果について公表していきます。
　本計画に基づく単年度の実施計画（久喜市教育振興基本計画実施計画）と教育に関する事務の管理及び執行状況についての点検及び評価（教育委員会の事務に関する点検・評価報告書）につきましては、下記をクリックしてご覧ください。