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サクラを枯らす特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」

更新日:2023年12月28日

問い合わせ先:環境課 環境保全・衛生係

クビアカツヤカミキリによる被害が拡大しています。

 「クビアカツヤカミキリ」は、中国、台湾などを原産地とする侵入害虫で、サクラ、モモ、スモモなどバラ科の樹木に寄生し、幼虫が木の内部を食い荒らすため、寄生された樹木は衰弱し、やがて枯れてしまします。
 久喜市内では、令和2年10月に久喜菖蒲公園で「クビアカツヤカミキリ」の発生が初めて確認され、その後、市内全域の公共施設などに被害が拡大し、多くの被害樹や成虫を確認しています。
 被害がさらに広がると、サクラなどの風景が一変してしまうおそれがあります。
 被害の拡大を防止するためには、早期発見・早期防除が必要となります。
 もしも被害を見つけたら、市への報告をお願いします。

クビアカツヤカミキリとは

  • 体長:約2.5から4センチメートル(オスは小さな個体もある)
  • 特徴:全体的に光沢のある黒色で、胸部(首部)が赤色になっている
  • 生態:幼虫は樹木内で2~3年かけて成長し、その後、5月~8月に成虫となって樹木の外に現れる
  • 被害樹:サクラ、ウメ、モモなど、バラ科の樹木

成虫の特徴


【参考】クビアカツヤカミキリの生態と防除適期

クビアカツヤカミキリの確認方法

クビアカツヤカミキリの確認方法
フラス成虫の脱出孔


フラス


成虫の脱出孔

 幼虫は、樹木の外にフラス(木くずと糞が混ざったもの)を大量に排出します。基本的に棒状(かりんとう状)で、樹木の下や枝分かれした幹の上などに排出します。色は、茶色または黄褐色で、比較的固いものから簡単に崩れるものまでさまざまです。 木の中で羽化した成虫が脱出した穴です。1本の樹木に複数の脱出孔がある場合があります。根元にフラスがある場合は、根元から1.5メートルぐらいの高さにある場合が多いです。被害が進行すると、高所に移動します。

クビアカツヤカミキリによる被害と疑われる状況を発見した場合

 クビアカツヤカミキリは「特定外来生物」に指定されていることから、「持ち運ぶ」「飼う」「別の場所に放す」ことなどは、法律により禁止されています。
 成虫を発見した場合は、棒などで叩いたり、踏みつぶしたりするなどの方法か、市販の殺虫剤などを用いて捕殺してください。
 また、幼虫が排出したフラス(木くずと糞が混ざったもの)を確認した場合は、樹木が被害を受けている可能性があるため、環境課までご連絡ください。 
 なお、被害への対応方法については、環境課にご相談いただくか、「被害防止の手引き」を参考にしてください。
 「クビアカツヤカミキリ」の生態や発見方法等の詳細については、以下のファイルや埼玉県ホームページをご覧ください。

参考

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このページに関するお問い合わせ

環境経済部 環境課
〒346-0192 久喜市菖蒲町新堀38番地
電話:0480-85-1111 Eメール:kankyo@city.kuki.lg.jp
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