県指定 絹本着色地蔵菩薩像

更新日:2024年4月1日

問い合わせ先:文化振興課文化財・歴史資料係

絹本着色地蔵菩薩像(けんぽんちゃくしょくじぞうぼさつぞう)

種別

絵画

指定年月日

平成6年3月16日

所在地

久喜市菖蒲町菖蒲655

所有者(管理者)

吉祥院

概要

 乗雲来迎するいわゆる地蔵来迎のさまを表したものです。地蔵菩薩は、無仏の世に出現して衆生を導くといわれ、広く信仰を受けています。特に地獄に墜ちた亡者は地蔵によってのみ救われるとされています。

 制作の年代は鎌倉時代末期頃と考えられ、描写は繊細巧緻な技巧によっています。光明は金切金線に銀泥を添えて引き、双蓮華は金切金線で巌飾するなど県内では数少ない中世の仏教絵画の遺品です。


絹本着色地蔵菩薩像

参考文献

  • 埼玉県教育委員会 1993年 『埼玉県仏教絵画調査報告書』
  • 埼玉県教育委員会 1997年 『埼玉県指定文化財調査報告書』第20集
  • 鷲宮町立郷土資料館 2000年 『第2回特別展 鷲宮周辺の名宝』

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このページに関するお問い合わせ

教育部 文化振興課
〒340-0295 久喜市鷲宮6丁目1番1号
電話:0480-58-1111
Eメール:bunka@city.kuki.lg.jp

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