更新日:2022年9月12日
多くのハチは害虫を捕食したり、花粉を運んだり自然の中で大切な役割を果たしています。すべてのハチが人を刺すわけではありません。ハチの巣を見つけても支障がなければ、そっとしておくことも大切です。
ハチの種類の中で、危険性のあるハチはスズメバチです。特に夏から秋にかけてスズメバチの活動が活発になります。
体長は約20ミリメートルから45ミリメートルで、体は黒褐色、腹部の各節に黄色帯があります。主に木の枝や人家の軒下などの開放空間に営巣します。
初期の巣はとっくりを逆さにしたような形をしていますが、夏場以降になると、球形状になります。巣は、貝殻の模様のような外皮で覆われています。
スズメバチ
スズメバチの巣(初期)
スズメバチの巣(夏以降)
巣に近づくなど、刺激をしないことが大切です。庭木の手入れをする際は、付近に巣がないか注意しましょう。
黒っぽいものを敵として攻撃する習性があります。
香水やヘアスプレーなど、強い匂いのするものは控えましょう。
大声を出したり、手で振り払うことは避けましょう。姿勢を低くしてゆっくりその場から離れましょう。
すぐに、その場から離れ、応急処置として傷口を流水で冷やしましょう。念のため、速やかに医療機関で受診しましょう。
敷地内の庭木や住居の軒下等にスズメバチの巣がある場合は、生活環境に危険をおよぼすおそれがありますので、巣の駆除をお願いします。
なお、巣の駆除は大変危険ですので、専門の駆除業者に依頼することをお勧めします(市では私有地内の巣の駆除は行っていません)。
また、市では協定を結んでいる専門の駆除業者を紹介しているほか、スズメバチの巣の駆除を協定業者などに依頼した場合に、一部補助金を交付しています。詳細については、スズメバチ駆除費補助金の申請のページをご覧ください。
環境経済部 環境課
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