アシナガバチの駆除について

更新日:2018年10月31日

アシナガバチについて

 スズメバチと間違われて、よく市へ問い合わせのある蜂に「アシナガバチ」がいます。
 見分け方は、その名のとおり長めの足を垂らして飛んでいる姿で判別できます。巣の特徴は巣穴がたくさんあり、シャワーの吹き出し口に似ています。
 基本的にこちらから手を出さない限り、攻撃してくることはありません。スズメバチほど凶暴性や毒性が強くなく、ホームセンターなどで市販されているスプレー式殺虫剤で容易に駆除が可能なことから、市では補助金の対象とはしていません。
 アシナガバチも刺されると痛みと腫れを引き起こします。普通は数日で治りますが、蜂毒のアレルギー体質になっている方は全身症状を起こすこともあり、注意が必要です。

アシナガバチの巣を撤去する前に

 アシナガバチは農作物、街路樹、庭木に付く毛虫やイモムシをエサとする益虫です。
 また、アシナガバチは、巣に触れたり刺激したりしない限りは、攻撃を仕掛けてくることはありません。
 生活上問題ない場所にある場合は、巣をそのままにしておきましょう。

アシナガバチの駆除

 駆除は、アシナガバチの活動が鈍る朝方や夕方・夜間にスプレー式殺虫剤を風上から巣に向かって噴霧します。スプレー式殺虫剤は薬剤が3~5mほど飛ぶ蜂専用のジェットノズルのものですと、巣に近づかずに駆除することができます(スプレー式殺虫剤は、その使用方法をよく読み、使用してください)。
 蜂は光に向って飛ぶ習性があるので懐中電灯などで巣を照らさないように注意してください。殺虫剤を噴霧すると、巣にいた蜂が飛び散りますが殺虫剤がかかった蜂は攻撃性がほとんどなくなり、人を刺すことはないので作業を中断せずに巣に向かって数十秒間噴霧し、巣に蜂がいなくなったら巣を取り除きます。
 撤去後、作業時に巣にいなかった蜂が戻ってきて巣を探して辺りを飛ぶことがありますが、巣のあった付近に殺虫剤を噴霧しておくと薬剤に触れて死亡するか、あきらめて別の場所に移動します。
 香水や整髪料などの中には蜂を興奮させる成分が入っているものがありますので、駆除時には使用しない方がよいでしょう。また、黒いものに向かってくる習性がありますので、帽子などを着用し、服装も黒っぽい色は避けて長袖・長ズボンにするとより安全です。

 なお、ご自分での蜂の駆除・巣の撤去が困難と思われた場合は、次の市協定駆除業者へご相談ください。その際、費用は自己負担となりますので、事前に見積を依頼するなど金額を確認することをおすすめします。

協定駆除業者

(注意)下記業者は、新規ウインドウで開きます。スズメバチ駆除費補助金に係る協定業者です。

関係リンク

このページに関するお問い合わせ

環境経済部 環境課
〒346-0192 久喜市菖蒲町新堀38番地
電話:0480-85-1111
Eメール:kankyo@city.kuki.lg.jp

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