更新日:2024年4月1日
認知症はだれにでも起きる可能性のある脳の病気です。いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったためにさまざまな障がいが起こり、およそ6か月以上継続して日常生活に支障が出ている状態を指します。
認知症の初期症状でもっとも多いのは記憶障害ですが、それ以外の症状で始まることもあります。意欲・自発性の低下(やる気が起こらない、これまでやっていたことをしなくなった)、うつ症状、言葉の障害、注意力低下なども認知症の初期の症状のことがあります。自然な老化で起こる単なる「もの忘れ」とは違います。また、認知症は65歳未満のいわゆる「現役世代」にも発症し、これを「若年性認知症」と言います。
久喜市では認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせるまちをめざして、認知症についてのチェックシートを作成しました。下記のリンクよりダウンロードできますので、是非ご覧ください。
※ 認知症チェックシートの結果だけで認知症の診断はできません。心配な時はかかりつけ医や最寄の相談窓口に相談しましょう。
頭の中にしまってある記憶自体が失われているわけではありません。人に言われて思い出すこともあれば、あとになって急に思い出したりすることもあります。
新しい出来事を覚えられなくなったり、保持してあった記憶も失われていきます。
1 驚かせない
2 急がせない
3 自尊心を傷つけない
出典:認知症サポーター養成講座標準教材「認知症を学び地域で支えよう」
まずは心配な症状について、かかりつけ医等に相談しましょう。
また、埼玉県では認知症に関する専門医療相談や鑑別診断などを行い、地域の保健医療・介護機関と連携を図り地域の認知症疾患対策の拠点となる埼玉県認知症疾患医療センターを指定しています。
(埼玉県庁ホームページより)
認知症について相談してみたいと思っても、なかなか周りの人に相談できないことがあるかもしれません。しかし、ひとりで悩んだりご家族だけで対応するのではなく、相談窓口を是非ご利用ください。
福祉部 高齢者福祉課
〒346-8501 久喜市下早見85番地の3
電話:0480-22-1111
Eメール:koreifukushi@city.kuki.lg.jp