女子栄養大学と共同開発した学校給食献立を提供しました
更新日:2024年1月25日
問い合わせ先:学校給食課
ごはんを主食にした献立
パンを主食にした献立
久喜市は、包括連携協定を締結している女子栄養大学と「久喜市産農産物を活用した献立」をテーマに、学校給食献立の共同開発を行いました。
今回、開発に携わったのは、女子栄養大学栄養学部食文化栄養学科の学生と同大学給食システム研究室 堀端 薫(ほりばた かおり)准教授。
約半年かけて大学と給食センターで何度も試作と調整を重ね完成した献立が、子どもたちのもとに届けられました。
開発者のメッセージ
給食の時間が楽しい!と思ってもらえるよう「自分で作る献立」をコンセプトに考えました。また、楽しさに加え「学べる献立」を目指しました。三色食品群の学習につながるように、使用する食材の色にこだわりました。
ごはんを主食にした献立
女子栄養大学共同開発献立
- ごはん
- 牛乳
- たらの
金色 揚げ - 秋のわくわくごはんの具
- オール久喜自慢のみそ汁
献立に使用した久喜市産農産物
長ねぎ、大根、さつまいも、米
秋のわくわくごはんの具
秋の食材をふんだんに取り入れた、混ぜごはんの具です。
秋らしさ満点の「混ぜごはん」を自分自身で完成させ、作る楽しさと秋の味覚を味わえる一品です。
ごはんに混ぜておいしく食べられるように、甘めの優しい味に仕上げました。
たらの
白身魚のたらのすり身と豆腐を組み合わせた、手作りのつけ揚げです。
11月は新米の季節なので、黄金色に実った稲穂をイメージして、黄色のターメリックパウダーを使用して色付けをしました。見た目も楽しい金色のつけ揚げです。
三色食品群は食品の働きから3つのグループに分けられています。金色揚げの材料である「たら」は「からだを作る食品」であり、赤色のグループに分類されます。三色食品群のグループは見た目の色による分類ではなく、栄養素の働きで分かれていることを給食をとおして伝える献立にしました。
オール久喜自慢のみそ汁
久喜市産の農産物をふんだんに使ったみそ汁です。
野菜の甘さ、けいわみそのコクと旨みが生きた美味しいみそ汁に仕上げました。
提供日
Aコース:令和5年11月17日(金曜)11校(約3,650食)(小学校:7校、中学校:4校)
Bコース:令和5年11月7日(火曜)12校(約3,500食)(小学校:9校、中学校:3校)
Cコース:令和5年11月21日(火曜)8校(約4,000食)(小学校:5校、中学校:3校)
梅田市長と久喜小学校の児童による交流試食会を実施しました
日時:令和5年11月17日(金曜)12時20分
場所:久喜市立久喜小学校
内容:献立の試食(試食者:久喜市長、久喜小学校の児童(給食委員等))
献立の説明(説明者:女子栄養大学学生)
参加した児童の感想
「混ぜごはんを作るのが楽しかった。」
「献立を考えた方から、献立に込められた思いを聞くことができて、より給食がおいしく感じた。」
パンを主食にした献立
女子栄養大学共同開発献立
- こどもパン
- 牛乳
- 胸いっぱいふんわりチキン
- 手作りトマトドレッシングのサラダ
- かぼちゃ豆乳シチュー
献立に使用した久喜市産農産物
小松菜、大根、トマト、かぼちゃ
胸いっぱいふんわりチキン
パンにチキンをはさんで、チキンバーガー作りが楽しめる組み合わせにしました。
ふんわりとした食感のおいしさの秘訣はノンエッグマヨネーズ。鶏肉が柔らかくなるように下味に使用しています。
手作りトマトドレッシングのサラダ
久喜市で採れる野菜をふんだんに使用したサラダです。
手作りのドレッシングに使用した久喜市産のトマトは、お店で売ることができない規格外のトマトを活用しました。
かぼちゃ豆乳シチュー
三色食品群でかぼちゃは何色のグループに分類されるでしょうか。
見た目が黄色なので「黄色のグループ」に間違えやすいですが、正解は体の調子を整える「緑色のグループ」です。
おいしいシチューで温まりながら、三色食品群についても学べる献立にしました。
シチューに使用したかぼちゃペーストは、7月に久喜市内で収穫された「ほっとけ栗たん」という品種のかぼちゃを、給食用に加工し保存したものを活用しました。
提供日
Aコース:令和6年1月23日(火曜)11校(約3,650食)(小学校:7校、中学校:4校)
Bコース:令和6年1月25日(木曜)12校(約3,500食)(小学校:9校、中学校:3校)
Cコース:令和6年1月24日(水曜)8校(約3,850食)(小学校:5校、中学校:3校)
栗橋小学校の児童と献立開発者によるオンライン交流会を実施しました
日時:令和6年1月24日(水曜)12時30分
参加者:栗橋小学校の児童、女子栄養大学学生、給食センター職員
内容:学校の給食時間に教室と学校給食センターをオンラインでつなぎ、献立を考えた女子栄養大学の学生による献立の説明を行いました。
交流会の様子
- たくさんの「美味しかった!」の声をいただきました。
- 特に胸いっぱいふんわりチキンは、外はサクサクで中はやわらかく、児童に好評でした。
- 献立に使用した久喜市産の野菜を紹介すると、サラダやシチューに関心を持って食べていました。
このページに関するお問い合わせ
教育部 学校給食課
〒346-0033 久喜市下清久500-8(学校給食センター内)
電話:0480-22-8989 Eメール:kyushoku@city.kuki.lg.jp
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