久喜市立太田小学校

更新日:2023年3月9日

問い合わせ先:シティセールス課広報広聴係

市長と久喜市立太田小学校の児童の意見交換の様子

令和5年1月30日(月曜)に、市長室と久喜市立太田小学校とをオンラインでつなぎ、児童の代表5名と、市政に対する意見交換を実施しました。意見交換の様子は、すべての教室にライブ配信されました。

開催内容
日時 令和5年1月30日(月曜)12時35分~12時55分
質問者

久喜市立太田小学校 児童5名
小松 奈々葉(こまつ ななは)さん(6年生)
長瀬 薗摩(ながせ えま)さん(6年生)
高橋 優杏(たかはし ゆあ)さん(6年生)
井倉 俊太郎(いくら しゅんたろう)さん(5年生)
折原 颯太(おりはら そうた)さん(5年生)

市長からのメッセージ

市長メッセージ

本日の太田小学校が、今年度最後の開催になります。今年度は、これまで中学校2校、小学校4校の児童生徒のみなさんから、いろいろご質問やご提案をいただきました。みなさんが、日常生活や学校生活の中で感じている疑問や、こうだったらいいのにな、と感じていることについてお話しできて、とても楽しい時間を過ごすことができました。

太田小学校は、地域の皆さんからも愛されており、放課後子ども教室の活動などがとても盛んであると伺っています。そのように、地域の皆さんの支えがあり、太田小学校は今年150周年を迎えることができるのだと思います。

11月には、150周年記念キャラクター総選挙が行われ、173通もの応募の中から、「太田うさっこ三兄弟」に決まったそうですね。とてもかわいらしいキャラクターだなと感じました。みなさんも太田小学校の歴史と伝統を受け継ぎ、夢や希望に向かって有意義な学校生活を送っていってください。

児童からの質問と市長からの回答

※実施風景写真と名前は一致していない場合があります。

太田小学校での実施風景1
実施風景1

小松さん
最近、不審者が出ることが増えている気がします。私は、これからも安心して生活していきたいと思います。犯罪を防ぐため、防犯カメラが役に立っていると聞きました。久喜市では、防犯カメラの設置はどのようになっていますか。また、その他の防犯対策について、どのように取り組んでいますか。
市長
小松さんがおっしゃるとおり、「防犯カメラ」は、犯罪や事故の発生防止などに効果があるため、市では駅前広場や公園などの公共施設への設置を進めています。現在は、83施設に303台の防犯カメラを設置しており、皆さんが安心して暮らせるように役立てています。
その他、警察署や地域の皆さんと協力して、「通学路パトロール」や不審者などに出会ったときに避難できる「こどもレディース110番の家」などを実施しているほか、夜間の防犯対策として、毎年100基程度の「防犯灯」を設置しています。
また、市民ランナーがオレンジ色のポロシャツを着用し、「ランニング パトロール隊」として、地域の見守り活動を行っています。私もたまに太田小学区をパトロールしています。
このように、皆さんの安心・安全を確保するため、多くの市民の皆さんといっしょに、様々な防犯活動に取り組んでいます。
小松さんも、不審な人を見かけたら、おうちの方や学校の先生に伝えてもらって、安心・安全なまちづくりに協力してくれたら嬉しいです。
小松さん
防犯灯というのはどういうものですか。
市長
夜、道路を照らす照明のことです。今はLEDライトで、とても明るいですよ。小松さんのおうちの周りも照らしてくれています。

太田小学校での実施風景2
実施風景2

長瀬さん
久喜市のキャラクターになっている「はぴるん」は、どのようにして誕生したのですか。給食のトレーや食器などに付いているのを見かけるのですが、他はどういうところで使われていますか。例えばクッキーやキーホルダーなど、もっといろいろな場所で使ったほうがみんなに知ってもらえると思います
市長
「はぴるん」誕生についてのご質問ですね。新型コロナウイルス感染症が世界的にまん延し始め、令和2年に全国の学校が休校になった3か月間を覚えていますか。そのような中、市内の小・中学生の皆さんに少しでも明るい気持ちで学校生活を楽しんでもらおうと企画したのが、「久喜市内小中学校キャラクター募集」です。300点を超える応募をいただき、最優秀賞に選ばれたのが、鷲宮中学校の西澤さんが考えてくれた「はぴるん」だったのです。
「はぴるん」は、給食のトレーや食器以外では、小学1年生のランドセルカバー、給食のトラック、LINEスタンプなどにも使われています。長瀬さんからご提案いただいたクッキーやキーホルダーも、とても素敵なアイデアなので、今後のどのように活用できるか、参考にさせていただきたいと思います。
ちなみに、ほかにも優秀賞に選ばれたキャラクターが6点あり、久喜市のホームページに掲載されています。
そのキャラクターたちも、久喜市で作成したチラシやリーフレットの中などで活躍してくれていますので、長瀬さんもぜひ探してみてくださいね。
長瀬さん
コロナの時に、他にもキャラクターが作られたりしましたか。
市長
今パッと思い浮かぶのは、はぴるんだけど、そのほかに学校の記念行事などでつくっているところもありました。今後も、そのキャラクターを活用して、学校が盛り上がっていくといいなって思います。

太田小学校での実施風景3
実施風景3

高橋さん
去年の夏は暑くて、熱中しょうのニュースを多く見ましたが、久喜市では熱中しょう対策について何かしていますか。
また、夏の体育はとても暑く、冬の体育はとても寒いです。夏の体育は、気温が高すぎてできない時もありました。小中学校の体育館に冷暖房機をつける予定はありませんか。
市長
去年の夏は本当に暑かったですね。久喜市では、去年7月1日に、観測史上一番熱い39.2度を記録しました。そのため、熱中症にかかってしまった方も多かったのではないでしょうか。
熱中症を防ぐためには、こまめに水分補給をしたり休憩をとったりするなど、体調管理をしてもらうことが大切です。
そのため、久喜市では、広報くきで熱中症予防対策をお知らせしたり、チラシを配ったり、特に暑くなる日には防災行政無線を放送するなど、皆さんに気を付けてもらうよう働きかけをしています。
次に、小中学校の体育館への冷暖房機についての質問ですが、今、市で進めているのが、みなさんが安心して、元気いっぱいに過ごせるよう、古くなった小中学校の校舎の大規模改修や、体育館の照明が地震などで落ちてこないよう補強する工事を重点的に行っています。
また、体育館はとても広いので、一般のおうちにあるようなエアコンは設置できません。そのため、どのような冷暖房機を設置するのがよいのか、調べているところでもあります。
そのようなことから、小中学校の体育館へ、すぐ冷暖房機の取り付けは難しい状況ですけど、毎年大変熱くなっていますから、いろいろな状況を調べながら検討してまいります。

井倉さん
今、久喜市は梨などの特産物がありますが、スーパーマーケットなどにあまり出ていないように思います。ぼくはもっと出してもいいのではないかと思います。久喜市の特産物なので、もったいないと思いますが、いかがでしょうか。
市長
去年は給食でも久喜市の梨を出すなど、私も多くの人に食べてもらいたい思いがあります。
梨などの特産物をもっとスーパーマーケットに出したらどうかとの質問ですが、久喜市の特産物の梨やいちごは、とてもおいしくて人気があるので、梨を選別して出荷する選果場や農産物の直売所ではたくさん売られています。
また、梨の出荷時期になると、久喜市梨組合がイトーヨーカードーやアリオ鷲宮に特設コーナーを作って梨を販売しています。
最近は、梨やいちごを生産する農家の人が減ってきてしまって、販売する数が減ってきているので、スーパーマーケットにはあまり出ていないように感じるかもしれませんね。今、菖蒲地区に地域資源を生かした農業・観光の拠点となる「道の駅」の建設を予定しています。久喜市の特産物の販売もしますので、もっと多くの人に久喜市のことを知ってもらえたらなと思っています。
私も、おいしい久喜市の梨やいちごを多くの皆さんに味わってもらいたいので、農家の皆さんと協力しながら、梨やいちごがたくさん生産できるように、また、若い人にもつくってもらえるよう取り組んでいきたいと思いますので、応援してくれたら嬉しいです。
井倉さん
梨っていつ頃から出荷されるのでしょうか。
市長
梨にもいろいろな種類があって、早いものだと7月末から8月の上旬くらいですね。そして、種類によっては秋の10月頃まで生産できるものもありますよ。
どこへ行ったら久喜市の梨が買えるのか、情報発信の方法について考えていきたいと思います。

太田小学校での実施風景4
実施風景4

折原さん
久喜市には、梨や提灯祭りなどの魅力があると思いますが、どのように他の市や全国に魅力をPRしていますか。また、他に久喜市の魅力はどんなものがありますか。
市長
久喜市の梨や提灯祭りなどの魅力をどのようにPRしているかとの質問ですが、ポスターを東京スカイツリーの下にある東京ソラマチなどの商業施設に掲示したり、市外のイベントに参加させてもらった際にチラシを配ったり、市のホームページでお知らせしたりして、全国にPRしています。
次に、その他の久喜市の魅力はどのようなものがあるかとの質問ですが、市内には、関東で一番古い大きな神社と言われる鷲宮神社があり、アニメ「らき☆すた」の舞台にもなっていて、アニメの聖地としても知られています。
また、四季を通じて、色とりどりのお花が訪れる人をもてなす、色彩豊かなところも魅力的であると私は感じています。市内では、花にまつわるイベントも盛んに行われていますので、折原さんもぜひ参加してみてください。
このように、久喜市は様々な魅力があるまちなので、これからも久喜市にたくさんの人が来てくれるよう、PRしていきたいと思います。
ひょっとしたら、私が知らない久喜の魅力があるかもしれませんので、もし、折原さんが発見したら、ぜひ私にも教えてくださいね。
折原さん
私たちは、どのようにそのPRに協力できますか。
市長
もしSNSをやっている人がいたら、投稿してもらえると嬉しいですし、学校のホームページにも載せられるのであれば、ぜひ載せていただきたいですね。
何よりも、太田小学校のみなさんが、久喜市のイベントやお祭りに参加してくれるのが一番のPRだと思うので、ぜひ行ってみてくださいね。

このページに関するお問い合わせ

市長公室 シティセールス課
〒346-0022 久喜市下早見85番地の1
電話:0480-22-1111
Eメール:city-sales@city.kuki.lg.jp

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