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久喜市立鷲宮中学校

更新日:2023年10月27日

市長と久喜市立鷲宮中学校の生徒の意見交換の様子

令和5年6月30日(金曜)に、市長室と久喜市立鷲宮中学校とをオンラインでつなぎ、生徒の代表5名と、市政に対する意見交換を実施しました。意見交換の様子は、すべての教室にライブ配信されました。

開催内容
日時 令和5年6月30日(金曜)12時50分~13時10分
質問者

久喜市立鷲宮中学校 生徒5名
石平 波凪花(いしだいら はなか)さん(3年生)
石川 蒼士(いしかわ そうし)さん(3年生)
伊藤 大貴(いとう ひろき)さん(3年生)
佐藤 亮仁(さとう あきと)さん(3年生)
茂呂 茉弥(もろ まひろ)さん(3年生)

市長からのメッセージ

鷲宮中学校のみなさん、こんにちは。久喜市長の梅田修一です。
鷲宮中学校は、ICTを活用した学習がとても盛んであると伺っております。先月12日には、都内の大きな展示会において、生徒会本部役員の方が「授業でのChromebookの利活用」について発表をしてきたそうですね。
また、地域の伝統文化にもとても関心があり、今月7日、さいたまスーパーアリーナで開催されたイベントにおいて、郷土芸能部の皆さんが鷲宮催馬楽神楽の舞を披露してきたと伺っております。どちらの出演も、とても誇らしいことです。
まさに、「最先端の学習」と「伝統を守る」という両輪で、活躍している学校だと感じています。
本日はどのような質問や提案をいただけるのか楽しみにしておりますので、短い時間ですが、よろしくお願いします。

生徒からの質問と市長からの回答

※実施風景写真と名前は一致していない場合があります。

石平さん
外で遊ぶのは嫌だな、難しいなと思うようなときがあります。室内で遊べる場所があれば気軽に体を動かせるので、無料で久喜市の小中学生が使える児童館(遊べる場所)を設置してほしいです。
また、勉強をしたり、友達と教え合いをしたりできるスペースが学校以外でも存在すると、学力向上につながるので、設置の検討してほしいです。
市長
今はちょうど梅雨の時期なので、特に室内遊びができる場所が欲しいと思ったのかなと感じています。
市内には、天候に関わらず、身体を動かせる児童館を鷲宮地区に1か所、久喜地区に1か所設置しています。
また、今後東鷲宮地区には、小学生が利用しやすい価格で安心・安全な環境で、様々な遊びを体験できる屋内の遊び場を作ることを計画しています。雨の日でも多くの子どもたちが、そこで元気に遊んでいる姿が見られる日を楽しみに待っています。
次に、学校以外の勉強スペースを新たに設けることについてですが、残念ながら場所の確保や費用の面からも難しいのが現実です。しかし、石平さんの学校以外の場でも勉強を頑張りたいという姿勢は、とても立派だと思いますので、その気持ちを大切にしていただき、既にある施設、例えば、鷲宮図書館をはじめ各地区にある図書館や県立図書館などを活用していただいて、学力向上につなげていってもらうことを期待しています。
石平さん
私もいろいろな施設を利用し、体を動かしたり、勉強をしたいなって思います。

石川さん
私の父が鷲宮中学校に在籍していた時代は、ひと学年に7クラス近くあったそうですが、今は3クラスずつしかありません。少子化が社会でも問題になっているので、それに対する久喜市の政策が気になりました。具体的な対策か政策があれば教えてください。
市長
石川さんがおっしゃるとおり、少子化問題は久喜市に限らず、社会的な問題となっています。石川さんは、合計特殊出生率という言葉を知っていますか。1人の女性が一生の間に産む子どもの平均のことを言いますが、令和3年度を見ますと、埼玉県は全国平均より低く、久喜市はさらに県平均よりも低い状況にあります。
このような中、久喜市では、安心して子どもを産んで、育てていけるようにするため、いろいろな取り組みをしています。
例えば、皆さんが病気にかかったり、けがをした時には、病院へ行くと思います。そんな時、病院にかかったお金や薬代などをお父さんやお母さんに代わって市が支払いをしています。
また、皆さんが安心して、元気いっぱいに過ごせるよう、これまでは中学生までを対象としていましたが、令和5年4月から高校生まで拡大しました。
「子育てしやすい久喜市」になるよう、これからも働いているお父さんやお母さんを応援するため、いろいろな取り組みを行っていきます。
石川さん
金銭的な支援が多いと思うのですが、出産する方が精神的な面で安心できるような支援はありますか。
市長
今現在、出産後の支援もありますし、妊娠中の相談窓口もありますよ。赤ちゃんを産む前から子育て期間まで、トータルで支援できるような仕組みを充実させていきたいと思います。

伊藤さん
ゴミの分別が他の市町村と比べて細分化されている理由は何ですか。他の市町村と比べて、ゴミの分別が少し煩わしいと感じ、なぜそこまで細分化されているのか気になりました。
市長
普段からゴミの分別をしているんでしょうね、実感がこもっています。
市では、環境負荷の少ない持続可能な社会を実現するために、ごみの減量化や資源化を積極的に推進しています。これらを効果的に進めていくためには、ごみを出すときに、あらかじめ分けておくことがとても大切なことです。
もしも、ごみを分けずに出してしまうと、リサイクルして有効活用できたはずのものを燃やしたり、埋め立てたりすることになってしまいます。
そのため、市では、市民の皆さんに、ごみの種類に応じて、分けて出してもらうようにお願いしています。
市民の皆さんが出した燃やせるごみは、市内の3カ所のごみ処理施設で焼却していますが、いずれの施設も老朽化しているため、現在、菖蒲地区に新しいごみ処理施設の整備を進めています。
新しいごみ処理施設は、最新の設備を導入し、二酸化炭素の排出を抑制したり、ごみを燃やした熱で発電するなど、環境に配慮した施設となります。今、伊藤さんが分けてくれているプラスチックも、焼却することで電気が作れるようになるので、燃やせるごみと一緒に収集するようになります。これにより、分別の煩わしさも軽減されると思います。
また、施設の隣には、その熱や電気を利用した、プールや公園も出来る予定です。
新しいごみ処理施設は、令和9年4月の完成を予定していますので、施設が出来たときには、是非、見学に来てください。

佐藤さん
東日本代表で久喜市が選ばれましたが、今後、さらに発展していくためにも、今後ICT教育の最前線で活躍する市の一つとして、どのような取り組みを考えているか教えてください。
市長
5月12日に、東京ビッグサイトで行われた、EDXI(エディックス)東京でのGoogleデモシアターにおいて登壇された佐藤さん、茂呂さん、石川さん、本当にお疲れさまでした。
久喜市ジュニアICTリーダーとして、学校や久喜市の魅力や クロームブックを活用した学びの様子について、全国に紹介してくれたこと嬉しく思います。とても多くの方が来場していたようですね。
さて、ICT教育に関する今後もの取り組みについてのご質問でしたが、ICT教育の最前線にいる久喜市の児童生徒の皆さんが、より一層活躍できるよう、Google for Educationと連携した「ジュニアICTリーダー講座」の開催、今年初めての取組である「Google親子教室」の実施、探究的な学びを通したプレゼンコンテストなど、児童生徒の皆さんが参加し、活躍できる企画を設定していきたいと思います。
佐藤さん
市長は久喜市のICT教育について、どのように考えていますか。
市長
世界的に有名な企業にもご協力をいただいており、全国的に見ても、先進的な取り組みができていると思っています。鷲宮中学校の皆さんの取り組みが、いずれ全国に広がっていってほしいですね。

茂呂さん
通学路に自動車とぶつかりそうになることが多い道があります。通学路になっている道路に、「通学路危険!」などといった運転手に注意を呼びかける看板を設置してほしいです。
また、そういった取り組みをしているのは、市役所なのですか。それとも、警察が行っているのですか。
市長
交通安全としての注意を呼びかける看板の設置ですが、主に市が行っています。例えば、車を運転する人への注意喚起として「スピード落とせ」や「交差点注意」など、危険な場所の状況やどういったことを注意喚起するべきかを考えて、その場所に合わせた内容の看板を設置しています。
また、車を運転する人への注意喚起としては、看板だけに限らず、路面標示も効果的であるため、総合的に考えた上で対応しています。
茂呂さんのお話していた「車とぶつかりそうになることが多い道」についても、現場を確認した上で、どのような対応ができるかを考えますので、後ほど、場所や状況を教えていただきたいと思います。
茂呂さん
ありがとうございます。梅田市長のお話を聞いて、初めて知ったことがたくさんありました。ニュースでも小・中学生の交通事故をよく見ますので、学校全体で注意していきたいと思いました。

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