令和6年度からごみ収集等の実施主体が市に変わります

問い合わせ先：資源循環推進課　計画推進係

　現在、久喜宮代衛生組合及び北本地区衛生組合で実施している「ごみの収集・処理」「し尿の収集・処理」のうち、 「ごみの収集」「し尿の収集・処理」を令和6年度から市が実施します。

　現在、本市のごみ処理は、久喜宮代衛生組合が所管する3か所の清掃センター（久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センター、八甫清掃センター）内のごみ処理施設で行っていますが、いずれの施設も老朽化等が課題となっています。
　そのため、老朽化への対応や施設運営の効率化等を目的に、3か所の清掃センターを集約した「新ごみ処理施設」の建設を進めています。
　また、し尿処理については、久喜宮代衛生組合、北本地区衛生組合がそれぞれ所管する3か所の施設（久喜宮代清掃センターし尿処理施設、八甫清掃センターし尿処理施設、クリーンセンターあさひ）で行っていますが、し尿処理施設においても施設の老朽化や搬入率の低下等が課題となっています。
　そのため、課題への対応として、3か所のし尿処理施設を集約し、「八甫清掃センターし尿処理施設」で市内全域のし尿の処理を行えるよう、令和4・5年度の2か年で、久喜宮代衛生組合が施設改良工事（処理能力の増強や施設の延命化工事）を進めています。
　このことから、今後、ごみ処理とし尿処理については、上記の施設の整備に合わせて、これまで衛生組合で行っていた業務を市で行うことを予定しています。
　これらを踏まえ、市が「ごみ」「し尿」に関する業務を円滑に実施できるよう、下図のとおり、衛生組合の業務を段階的に移管します。

ごみについては、次のような変更を予定しています。

　し尿については、3地区（3施設）で異なっている収集方法を統一します。

　令和9年4月から稼働予定の「新ごみ処理施設」では、プラスチックを焼却し、熱回収により、循環資源の有効利用を図ります。
　このことから、「新ごみ処理施設」の稼働に併せて、プラスチックの分別区分の見直しを含めて、各地区で異なる分別区分や排出方法の統一を予定しています。