調査報告書『久喜市江面の文化財ー久伊豆神社を中心にー』が発行されました

更新日:2019年10月2日

問い合わせ先:文化財保護課文化財・歴史資料係

 久喜市江面地区の久伊豆神社の歴史や文化財について、地元の方が中心となって江面文化財調査委員会を組織し、調査が進められてきました。その成果として、『久喜市江面の文化財―久伊豆神社を中心に―』が発行されました。
 久伊豆神社は玉敷神社(加須市騎西)の分社とされ、江面久伊豆神社は旧江面村の鎮守として祀られてきました。本書では、久伊豆神社を始めとする江面地区の文化財計165点の詳細なデータを収録し、それぞれをフルカラーの写真付きで紹介しています。絵馬や奉納額などを中心に掲載していますが、中には古写真や獅子頭などもあり、当時の民俗を窺い知ることができます。他にも、「幸魂教舎(こうこんきょうしゃ)」を開設した中島撫山や、「明倫館」を設立した宮内家という、明治期に久喜で教育に携わった2者と久伊豆神社の関わりを示すものもあります。
 こちらは久喜市立図書館でご利用いただけます。貸し出しも行っていますので、皆さんぜひこの機会に目を通してみてはいかがですか。

発行年月日

令和元年7月

編集

江面文化財調査委員会

体裁

A4判・60頁

所蔵図書館

久喜市立図書館(中央図書館、菖蒲図書館、栗橋図書館、鷲宮図書館)

目次

はじめに

発刊に寄せて

江面の歴史

久伊豆神社の歴史と行事について

江面地区の地図

1.明治16年9月 フランス式(参謀本部測量課雇 石川利政作図)
2.明治27年3月 国土地理院 日本鉄道(現在の宇都宮線)開通後
3.明治46年4月 国土地理院 県道(大宮栗橋線)開通後
4.平成29年   国土地理院 圏央道開通後

久伊豆神社の御由緒と夏祭り等の行事

神社と地区の文化財(一覧表)

(1)久伊豆神社関連の文化財
 1.神社本体
 2.各種の額(社号額、記念額、由来額等)
 3.絵馬
 4.その他の奉納物
 5.弁財天関連
(2)江面地区の文化財

神社と地区の文化財(写真編)

(1)久伊豆神社関連の文化財
 1.神社本体
 2.各種の額(社号額、記念額、由来額等)
 3.絵馬
 4.その他の奉納物
 5.弁財天関連
(2)江面地区の文化財

中島撫山関連の文化財

宮内家と明倫館

調査委員会の活動記録

あとがき

このページに関するお問い合わせ

教育部 文化財保護課
〒340-0295 久喜市鷲宮6丁目1番1号
電話:0480-58-1111
Eメール:bunka@city.kuki.lg.jp

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