更新日:2024年4月1日
※令和5年5月26日に「サル痘」から「エムポックス」に感染症法上の名称が変更されました。
- これまで主にアフリカ大陸で発生が報告されていた「エムポックス」の患者について、欧米を中心に感染事例が報告されており、日本国内でも感染事例が確認されています。
- 今般のヒトの感染事例については、アフリカ大陸以外の複数の国で、渡航歴のない感染者が発生しており、今後の感染動向に注意する必要があります。
- エムポックスは、エムポックスウイルスによる感染症です。
- 一般的には発熱や発疹(ほっしん)、リンパ節のはれ等の症状がみられますが、多くの場合、数週間で自然に治ります。
主に感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液に触れた場合(性的接触を含む)、患者と近くで対面し、長時間の飛まつにさらされた場合、患者が使用した寝具等に触れた場合等により感染します。
- 体の部位に関係無く、発疹や水ぶくれなどがないかどうか注意してください。(特に顔、口、手足、肛門、性器、臀部(尻)での発生に注意してください)
- その他、発熱、頭痛などの症状が見られる場合があります。
- 水ぼうそうなどの他の発疹を生じる病気との区別が難しいことがあります。
- エムポックスを疑う症状が見られた場合、最寄りの医療機関に相談してください。
- 医療機関を受診する際には、マスクの着用や発疹部位をガーゼなどで覆う等の対策をした上で受診してください。
エムポックスとは?(PDF:346KB)
Mpox(English)(PDF:104KB)