17 南栗橋の液状化対策について(10月)
更新日:2015年2月26日
提言の内容
土木的なアプローチとあわせて、歴史、地理の知識を取り入れた対策の検討をお願いします。
回答
南栗橋地区における液状化対策につきましては、土木や建築などが専門の大学教授らで構成する久喜市液状化対策検討委員会を設置し、検討を重ねてまいりました。
この検討にあたりましては、地質調査による地盤状況の確認をはじめ、地下水位の状況調査を行うなど、これまで様々な観点から地盤の特徴の把握を行ったところです。更には、液状化対策検討委員の中には、旧来の地盤の状況となる「地歴」から液状化被害を調査している専門家もおりますことから、この地歴と液状化被害との関連についても詳しく調査したところでございます。
そして、栗橋町史及び明治期に作成された地図により、当該地区の一部の地域では、明治以前に沼地であり、明治期以降は葦(水際に生える植物)が生息していたことなどを確認しております。
このように、市ではこれまでに様々な特徴を把握し、この特徴にあった液状化対策を検討してまいりました。
その結果、液状化対策として地下水位低下工法が有効であると考えているところでございまして、現在、工法の有効性などを実証実験で確認しているところです。
今後、住民の皆様には、実証実験結果を踏まえ、南栗橋地区の特徴にあった工法をお示ししたいと考えております。
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