くき市民特派員活動だより：平成28年7月18日　無双力士　雷電為右衛門が栗橋に来た！（蓮見特派員）

　7月18日（祝日）、栗橋文化会館（イリス）で第1回栗橋歴史研究発表会が行われました。講師の加藤大政（かとうひろまさ）さんは、子供の頃八坂神社の本殿のところにかけてあった額縁に「雷電為右衛門」とあったのを覚えていて、60数年経ってからいろいろ調べ『雷電日記』から、文化2年（1805年）に栗橋宿で勧進相撲（かんじんずもう）が開かれていたことを発見した。2日間で2000人の観客がいたという。
　それだけでなく、2010年に、たまたま見つけた石造物に力士と行司などが彫られていたものがあり調べると、地元の遠藤文蔵（えんどうぶんぞう）氏が文化2年（1805年）、これを記念して常夜灯を作ったものだと分かった。
　最後に講師の「相撲甚句」を聞いて大いに盛り上がりました。