地域医療ネットワークシステム「とねっと」
更新日:2023年4月13日
問い合わせ先:健康医療課 地域医療係
「とねっと」事業終了に伴うご案内
利根保健医療圏(7市2町)の枠組みによる「とねっと」システムは、令和5年度末(令和6年3月31日)をもって終了となります。
事業終了の詳細は、下記のリンクをご確認ください。
なお、参加者の皆さまに対しては、後日、とねっと事務局からご案内を送付する予定です。
地域医療ネットワークシステム「とねっと」トップページ(外部サイト)
「とねっと」の概要
「とねっと」は、利根保健医療圏(久喜市、行田市、加須市、羽生市、蓮田市、幸手市、白岡市、宮代町、杉戸町)内の地域の病院、診療所、画像診断施設や臨床検査施設などを安全なネットワークで結び、患者さんの情報を共有するシステムです。
このたび「とねっと」は、システム更新を行い新たな機能を追加しました。
また、新たに歯科医療機関、調剤薬局が参加することで幅広い医療連携が可能となりました。
このシステムを活用して、地域のかかりつけ医と中核病院が役割を分担しながら連携を図るとともに、救急隊(救急車)は迅速で的確な救急活動を行います。
「とねっと」の機能が充実します。
1.在宅医療介護連携への活用
往診医の先生が、「とねっと」に登録されている情報の中から、介護に携わっている訪問看護師やケアマネジャーなどが必要としている情報を翻訳し、在宅医療介護連携システム(MCS)へ書き込み、一方、MCSに書き込まれている内容を「とねっと」へ取り込むことで、医療・介護の現場で多職種による連携が可能となり、より質の高い医療・介護サービスを受けることができます。
※MCSとは・・・在宅患者に関わる医師・歯科医師・薬剤師・看護師・ケアマネジャーなどの多職種がグループを作り、情報交換ができるコミュニケーションツールです。
2.中核病院とかかりつけ医との医療情報の双方向化
これまでのシステムでは、中核病院が登録した医療情報をかかりつけ医の先生が参照して治療に役立てる医療連携でしたが、これからは、かかりつけ医からも調剤薬局や検査会社を通じて医療情報を登録できるようになるため、中核病院とかかりつけ医の医療連携がさらに深まり、より安全で安心な治療を受けることができます。
3.かかりつけ医カードのICチップ化
カードをICチップ化することで、救急時に救急隊の「とねっと」システムへのアクセススピードがより速くなり、救急搬送時間が短縮されます。
平成30年3月末までに発行された「かかりつけ医カード」にはICチップがありません。
ICチップ化を希望される方は、「かかりつけ医カード」をご持参の上、下記の施設までお越しください。
久喜市役所 健康医療課 0480-22-1111
菖蒲保健センター 0480-85-7021
栗橋保健センター 0480-52-5577
鷲宮保健センター 0480-58-8521
※ICチップがなくても、これまで同様に「とねっと」を利用することができます。
4.健康記録機能(令和5年10月1日以降の提供は未定)
血圧や体重、血糖値などを「とねっと」健康記録に日々登録することで、医療機関を受診した際に、医師の先生にその記録を見てもらい、アドバイスをいただくことができます。また、例えば旅先での体調不良の時、県外の救急医療機関を受診した際も自身のスマートフォンに登録内容を表示し、提示することでスムーズな治療を受けることができます。
新健康記録URL:http://www.tonet.phrdb.jp/(外部サイト)
上記のほか、小児の食物アレルギー情報を「とねっと」へ登録しておくことで、救急時に救急隊がアレルギー情報を事前に搬送先の医療機関へ伝達でき、迅速な救急搬送にも役立っています。
「とねっと」への参加(利用)手続きから登録完了までの流れ
「とねっと」に参加するためには、参加(利用)同意の手続きが必要です。 手続きは無料です。
手続きが完了すると、かかりつけ医カードが発行されます。
「とねっと」参加(利用)同意の手続き方法
「とねっと」参加(利用)同意書に必要事項を記入して提出してください。
同意書は、下記の場所で直接入手するか、協議会ホームページ(※このページ内の最後を参照)からダウンロードして入手してください。
【同意書の置いてある場所】
利根保健医療圏域内の「とねっと」参加受付窓口(行田市、加須市、羽生市、久喜市、蓮田市、幸手市、白岡市、宮代町、杉戸町)
久喜市の受付窓口
久喜市役所 健康医療課 (電話:0480-22-1111 内線3423,3424)
中央保健センター (電話:0480-21-5354)※
菖蒲保健センター (電話:0480-85-7021)
栗橋保健センター (電話:0480-52-5577)
鷲宮保健センター (電話:0480-58-8521)
※中央保健センターのみICチップの再発行は行っておりません。
受付時間
受付時間:月曜日から金曜日(祝日、休日及び年末年始を除く)
8時30分から17時15分
【参加医療機関】
【提出方法】
次のいずれかの方法で提出してください。
(1) 久喜市役所健康医療課又は各保健センターへ直接提出
必要事項を記入した「とねっと」参加(利用)同意書に本人確認書類(本人の氏名、住所、生年月日が確認できる書類(マイナンバーカード、運転免許証、保険証など))を添えて提出してください。
※代理申請の場合:利用者本人の本人確認書類の他、代理人の本人確認書類も必要になります。
(2) 協議会事務局へ直接郵送
必要事項を記入した「とねっと」参加(利用)同意書に本人確認書類(本人の氏名、住所、生年月日が確認できる書類(マイナンバーカード、運転免許証、保険証など))の写しを同封して、下記事務局宛てに郵送してください。
宛先:埼玉利根保健医療圏医療連携推進協議会事務局
住所:〒347‐0031 加須市南町5-15(加須保健所内)
【登録完了】
協議会事務局で「とねっと」参加(利用)同意書の記載内容を登録した後、「かかりつけ医カード」及び「完了通知書」が郵送されます。
「とねっと」参加後の利用方法
協議会事務局から、「かかりつけ医カード」が郵送された後のカードの利用方法は、次のとおりです。
(1)普段から携行する
「かかりつけ医カード」は、救急の場合の「もしも」に備えて、普段から持ち歩くようにしてください。
ケース等に入れて、バッグから提げるなど、救急隊が見えやすいように持ち歩くと、更に、緊急時に役立ちます。
(2)参加医療機関の窓口で提示する
「かかりつけ医カード」を、「とねっと」に参加する医療機関の窓口で提示すると、自分の医療情報を「とねっと」のシステム上で他の医療機関と共有することに同意したという意思表示になります。
窓口での提示がなければ、「とねっと」に参加していても、情報共有は行われません。
また、システム上で共有される情報は、医療機関の窓口で「かかりつけ医カード」を提示した以後のものになります。
(3)健康管理に活用する (令和5年10月1日以降の提供は未定)
健康診断の結果や血圧などの数値をパソコンやスマートフォンで登録することで、自身の健康管理に役立ちます。
とねっと活用事例
救急隊から次のような活用事例が報告されています。
救急タブレットの活用事例(令和3年度版)(PDF:325KB)
問合せ
(1) 問合せ先
埼玉利根保健医療圏医療連携推進協議会事務局
(2) 問合せ方法
- 電話:0480-63-0003
平日 9時から17時まで
※土曜日、日曜日、祝日及び年末年始を除きます。 - FAX 0480-63-0033
24時間受付(回答については電話の対応日時と同様とします。) - 電子メール tonet@rhythm.ocn.ne.jp
24時間受付(回答については電話の対応日時と同様とします。) - ホームページ
埼玉利根保健医療圏医療連携推進協議会(http://www.saitama-tonet.jp(外部サイト))
関係書類の入手
「とねっと」参加のご案内(住民・患者さま用)(PDF:176KB)
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
このページに関するお問い合わせ
健康スポーツ部 健康医療課
〒346-8501 久喜市下早見85番地の3
電話:0480-22-1111 Eメール:kenkoiryo@city.kuki.lg.jp
メール送信フォームを利用する
