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地域医療フォーラムを開催しました。(平成31年1月26日)

更新日:2019年6月4日

 平成31年1月26日(土曜日)久喜総合文化会館において、『地域医療フォーラム~高齢者医療の現状や課題を考える~』を開催しました。

講演会:第1部

◆テーマ

「在宅医療の現状」

◆講師

久喜在宅クリニック院長 熊懐くまだき 真吾 先生

◆講演の概要

・在宅医療の活動範囲は診療所から16キロメートル以内と定められている。
・講師はこれまでの医療経験により、機能強化型在宅支援診療所、在宅緩和ケア充実診療所を運営している。
・在宅医療は定期的に計画的に診察をおこなっていく「かかりつけ医」の機能を有しており、ケアマネージャーや訪問介護などの他職種との連携も臨機応変に行っている。
・在宅医療では病院で行うような大きな機械を必要とする検査や24時間の点滴治療などは難しいが、慢性期の治療や血液検査などについては対応が可能である。

◆主な質疑

・在宅医療ではなく、通院による診療が望ましい患者は、どのような場合かについて質問が出され、講師からは積極的な治療を望む場合、在宅医療を受けるのではなく、病院などの医療機関において治療を受けることが望ましいとの説明がありました。

講演会:第2部

◆テーマ

「超高齢社会における地域医療の役割」

◆講師

茨城県西部メディカルセンター病院長
梶井 英治えいじ 先生

◆講演の概要

・講師は医師研修を終え、人口1万人の地域に医師が4人しかいない地域に赴任したことを機に、医療の本質や根源を学ぶことができた。
・団塊の世代が後期高齢者となる2025年問題について、国・地域はどのような取り組みをしなければならないかを考えていかなければならない。
・年齢を重ねていくと、「完治する病気」だけではなく、糖尿病や高血圧などが持病となる傾向にあることから、一生上手に病気とつきあっていく(管理していく)視点が求められる。
・今、医療は転換期を向かえており、これからは「死を予防し、延命を図る医療」から「命の質を尊び、高めていく医療」に変わっていく。今後、医療は医療関係者だけに任せるのではなく、皆でどのように医療を受けていくか(どのような医療が必要か)考える時代となっていく。
・地域医療とは「住民一人ひとりの生活に寄り添って支援していく医療活動」である。
 地域医療の充実は「時代の必然」であり、限りある医療資源を活用するため、国は平成26年6月医療介護総合確保推進法を可決し、19の医療・介護関連法案を改正している。
・健康寿命は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる時間」であるが、健康寿命の延伸を図るためには、生活の質の低下を予防する必要がある。具体的には、重症化の予防や介護予防などが考えられ、減塩運動などを行い、脳卒中や心臓病などの発症を減少させる取り組みを行う地域もある。
・講師は「地域医療を守り育てる住民活動」に参加しており、兵庫県西脇市において、市民病院において多くの医師が退職するなか、子を持つ親や、商業団体、医師会等が自発的に活動する事例にも関わった経験がある。
 地域が一丸となって、地域の課題を解決し、より良い地域を創っていく力を「地域力」と呼ぶが、「地域力」を向上させるためには、地域力を向上させる「場」、場を向上させる「仕組み」、地域力の基礎となる「人」の3要素が揃うと素晴らしいまちづくりを行うことができる。

◆主な質疑

・自らが健康のために行っている取り組みの成果を皆で共有する方法についての質問が出され、講師からは努力した結果が成果として見えることは、素晴らしいことであり、成果を共有するためには、行政が行っている保健・福祉・医療などのサポートも必要になるのではないかとの説明がありました。

このページに関するお問い合わせ

健康・子ども未来部 健康医療課
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電話:0480-22-1111 Eメール:kenkoiryo@city.kuki.lg.jp
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