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第4回 地域とのつながりでいつまでもはつらつ生活を!

更新日:2017年6月28日

今回は、はつらつ運動教室の会場で体操を指導する介護予防ボランティア「はつらつリーダー」の中で、栗橋地区で平成18年の立ち上げから関わってこられた方々にお話を伺います。

はつらつ運動教室指導者「はつらつリーダー」
 (写真左から)成島美代子さん、木下瑠美子さん、小澤信子さん、和知としいさん、石川キワ子さん、須藤希陽子さん

(インタビュー実施日 平成29年6月9日)

地域だからできる「楽しい会場づくり」

―― はつらつ運動教室は、市民の方がリーダーとなって地域の会場で参加者の方と一緒に体操を行うというもので、平成18年に旧栗橋町でスタートし、今年で11年目を迎えます。本日お越しいただいた皆さんは、はつらつ運動教室の立ち上げ当初から関わってこられた第1期養成のリーダーさんということで、まずは10年以上にわたりリーダーを続けてこられたことについて敬意を表したいと思います。
まず、皆さんがリーダーを始めた経緯や動機についてお伺いしたいのですが。

小澤さん(以下、「小澤」) 以前、旧栗橋町時代の保健センターでやっていた「リハビリ教室」のお手伝いをしていて、そこで保健師さんに誘われたんですよ。

成島さん(以下、「成島」) 私たちは「ウォーキング体操」と「ダンベル体操」へずっと通っていて、誘われたんですよね。

石川さん(以下、「石川」) 「もうひとつやってみませんか」ってね。

木下さん(以下、「木下」) あと、「棒体操」というのもありました。私はそれに通っていて、保健師さんと知り合いになって、ここにつながっています。

和知さん(以下、「和知」) そのほかにもダンスなどもやったりしていましたね。

成島 昔はエアロビみたいなものもやっていました。

―― なるほど、みなさん何らかの形で体を動かす事業に参加されていて、それがはつらつリーダーにつながっているんですね。

木下 普通の奥さんになって何十年も経ってしまうと、社会とのかかわりが薄れてきますよね。これはよくないと思って始めたのですが、初めはやはり大勢の前で体操を教えるということには戸惑いがありましたよ。でも、ここでやめたら何も出来ない人になっちゃうから、ここは突き抜けなくちゃと思って、それで今まで続いた感じですね。

―― なるほど、その心意気がすごいですね。 
リーダーさんも、教えるとなるといくら養成講座をくぐり抜けているとはいっても不安や戸惑いはあると思います。ただ、参加者の方も結構力になってくれるという部分はありませんか。

小澤 それはありますよね。地域だからじゃないですか。遠くからじゃなくてその地域から来ているから。だから和気あいあいと出来るんだと思います。

――― 身近な地域の会場であること、それからリーダーの方もある意味プロでないことが良いというか、知り合いの人が一緒に体操をやってくれるというところが、参加者とリーダーさんとの垣根を低くして、通っていて楽しい会場の雰囲気が生まれているような気がします。

石川 参加される人は、お口の体操が要らないぐらい楽しそうにお話されていますよ。

須藤さん(以下、「須藤」) それも参加する楽しみの一つなんでしょうね。

和知 会場によっては、私たちより上の世代が参加者の中心ですから、お姉さんのように「和知さん、そこは違うわよ」などと言われたり(笑)。

―― いいですよね。楽しいから通う、というところが非常に大切だと思います。この教室のいいところですよね。

「私たちの会場」だからいい

―― はつらつ運動教室は、地域の中にそれほど大きくない会場を設けて、そのようなご近所ならではのメリットも期待しながら運営していますが、教室が地域の方に支えられているなと感じる部分はありますか。

和知 千勝会館の話ですが、建物がバリアフリーで入口に段差がないのはいいのですが、場所が神社なので土埃がたくさん入ってきて、掃除せずに歩くと靴下の裏が真っ黒になってしまうんですよ。それで、初めのうちはリーダーで掃除をしていたんだけれど、結構大変だったんですよね。しばらくして、参加者の中に区長さんがいらして、「リーダーさんがいつも一生懸命掃除をしてくれていますけれど、利用している私たちが何もしないのはどうでしょうか」と皆さんに問いかけたところ、「みんなの会場なのだから、これからは私たちで掃除をやりましょう」という意見が参加者さんから出て、それから参加者の皆さんが交代で掃除をしてくれるようになったんですよ。

石川 中にはスリッパの裏まで拭いてくださる方もいるんですよ。

――― それは素晴らしい。だんだん「私たちの会場」という感じが出てきたんですね。

木下 松永(松永会館会場)の場合は、鍵の開け閉めからお掃除からみんな自治会がやってくださるんですよ。

成島 佐間(佐間陣屋下手中央会館会場)でも、掃除は皆さんにやっていただいていて、鍵はリーダーがお預かりしています。

石川 伊坂二丁目(伊坂二丁目会館会場)では、参加者の方が会場を開けて掃除してくださって、私たちがそこに行くという感じです。

―― なるほど、各会場によってもスタイルは違いますが、地域の方がさまざまな形で関わって運営をサポートしてくれているわけですね。これからも、地域との関わりは大切にしていきたいですね。

「10年前と変わらない」ことの素晴らしさ

―― はつらつも始まって丸10年が経ちましたが、初期のころから継続して参加されている参加者をご覧になって、始めた頃と比べて、体力的な面、あるいは気持ちの面とか考え方の面といった部分について、変化したなとお感じになることはありますか。

石川 それはありますね。最初はバランス立ちが出来なかった方が、今出来ていますもんね。

須藤 体が柔らかくなって、足を4の字に組めなかった人が、組めるようになりましたよ。

小澤 最初のころは、片足立ちが3秒ぐらいしか出来ない人が多かったですけれど、今は結構出来ていますよ。ああ、続けると違うんだなと思いましたね。

成島 最初は気乗りしないような感じで出てきていた人も、1時間やれるようになりましたよね。

須藤 あと、見ていてすごく良かったと思うのは、腰とかひざが痛いと言っていたけれど、治ってきたという人がいました。そういうことを皆さん実感しているから続けてきてくださっているのかなという気もします。

――― 体操自体が、継続してやると効果を感じられるんですね。

成島 本当は用事があるんだけれど、今日は水曜日だからそれを休んではつらつに来ちゃった、という人もいますよ。

小澤 嬉しいですよね。

―― 本当ですか。それは素敵です。

石川 会場の参加者からリーダーになった人もいます。私は3人知っています。

―― それもすごいですね。参加者から担い手になるというのは、大きな変化です。

和知 でも思うのは、変化というより、皆さん10年前と変わらないということですね。

―― ああ、それは維持できているということですね。素晴らしい。
参加者の方をご覧になっていて、人に会いに行くという目的で教室に来る人というのも結構いるんでしょうか。

成島 佐間は、とても会場の参加者さんどうしの仲がいいんですよ。5分か10分の休憩時間がもっと欲しいねというぐらいに話が盛り上がります。だから、会場で参加者どうしが顔を合わせることも大きな目的にしているんじゃないでしょうか。

―― なるほど。いずれにしても、体操以外の効果もあるというわけですね。

地域にも「つながりの花」が咲きました

―― 参加者さんの変化をお伺いしましたが、はつらつ運動教室の会場が地域の中にできたことで、地域が変わったなと思うことはありますか。

須藤 やはり地域の中に知り合いが増えましたよね。私は毎日散歩をするのが日課ですが、その時に参加者さんの家の前を通ったりして、ああここにお住まいなんだなと分かったりします。逆に、参加者さんが私の家の前を通って、その後教室で「須藤さんのお宅にユリが咲いているのを見ましたよ」といってくださったりすることもありました。「きれいに咲いていたでしょう」と言ったら、「本当ね」と言ってくれて。そのようなお互いの声かけも生まれていますね。

―― なにか素敵な地域になりそうな予感がしますね。素晴らしい。

はつらつは「リーダーも元気になれる場所」

―― 最後にお伺いしたいのですが、皆さんも10年間リーダーを続けてこられたということで、本当に素晴らしいなと頭の下がる思いですが、そのように長い間続けてこられた秘訣はずばり何でしょうか。

和知 10年やっていると体調の波もあるし、時には億劫だなと思う日もあります。でも、そういう日でもはつらつの会場に行って参加者の皆さんの声を聞くと、不思議と帰る頃には自分がはつらつになっているんですよ。そういうことがあるから、続けられているんだと思います。

木下 自分のためというのもあると思います。自分も年を取ってきましたし、普段はそんなに体操しませんから。会場に行って皆さんの前で体操をやるというのは、脳と体をとても使うことですから、いろいろな意味で健康を維持することにつながっていると思います。だからか、やめちゃおうと思ったことは不思議と一度もなかったですね。

石川 私は、始めたときがちょうど仕事を辞めた時期でした。リーダー養成講座を受ける中で、「人生仕事が終わって力を抜きっぱなしではなく、緊張感も必要なんだ」という言葉があり、それがずっと頭にあって今につながっています。

木下 主婦でも家庭オンリーというのではなくて、そのような外とのつながりがあれば、いろいろな人の話が聞けますし。

石川 何よりも、参加者の皆さんのお顔を見ながら楽しくやっていますよ。

―― なるほど、リーダーをやることによってリーダーさん自身にも張り合いが出たり、気分がすっきりしたりという「はつらつ」な効果があるというわけなんですね。ありがとうございました。 (完)

● 「はつらつリーダー養成講座」の受講者を募集中です。
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詳しくは、広報くき8月1日号をご覧ください。

はつらつ運動教室について、詳しくは「はつらつステージ」のページをご覧ください。

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