このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
サイトメニューここまで

本文ここから

久喜市水道ビジョン(案)に対する意見募集の実施結果

更新日:2015年3月3日

久喜市水道ビジョン(案)に対する意見募集の実施結果

久喜市水道ビジョン(案)に対する意見募集を実施したところ、1件の意見が提出されましたので、意見の概要とそれに対する市の考え方を公表します。なお、意見は内容ごとに集約させていただきました。

意見提出期間

平成23年4月20日から平成23年5月19日

意見件数

1人 1件

提出された意見の概要及び意見に対する市の考え方等
番号 意見の概要 市の考え方

ビジョン
(案)
への反映

1

 新久喜市の10年ビジョン(案)がようやく固まり、その公表が為されたことは喜ばしい限りです。
 旧久喜市での水ビジョン議論の際に参加させて頂いたひとりとして、あらためて、拝見させて頂きました。ただ、1点だけ、気になったことがありまして、意見を述べさせて頂きます。
 今後の「想定外の広域災害発生へのリスク対応」についての議論が不可欠となったのでという点です。
 それは、今回の「3.11東北関東大震災」のような巨大地震発生後の「水供給の途絶」(Ex.管路網の被害)に見られた事象に限らず、既に顕在化してきている地球温暖化に代表される気候変動影響としての夏場の渇水発生予想など、安定した気候の下での過去の社会インフラ整備の延長という考え方だけでは、「いざ」というときのリスク対応が十分かどうかということははなはだ疑問であるという点です。
 「想定外の事象」は極力考えたくないというが、古来、日本人のDNAにあるといわれていますが、「東電の福一原発トラブル」に見られるように、二次的災害とはいえ、世界的な核エネルギー利用にかかる議論に発展してきている程、「論理的なリスク管理」の重要さが指摘されています。この点では、農耕民族は「1年後にはまた実る」という、「喉もと過ぎれば」のDNAがありますが、常に「最悪の状態を想定」して「リスク管理」のシステム化を図ってきている欧米型(狩猟民族)に学ぶべきところが多いとされるのも一理あるところです。
 「水」問題についても、「エネルギー」問題と同様、「安定供給」という四文字に縛られ、「一局集中管理」を追及するあまり、その「リスク管理」に甘さがある(今回の地震では国の地震調査会の報告の甘さも露呈)と、まさに想定外の二次災害となって、原発被災者損害補償問題のような想定外の補償問題まで発展する危険性をはらんでいるとも受け取れるのではないでしょうか。
 明らかに、今回の原発問題では「論外のコスト負担」が事業者(東電)に重くのしかかってきましたが、今後、「国策民営」路線の破綻という形で、国(国民)もその負債弁償に当たらねばならなくなってきている。  
 あらためて提案です。時間が許せばですが、今回公表された原案をもう一度、「想定外の災害」発生時に果たして十分機能するビジョンとなっているのか、「リスク分散型水供給戦略」や、「上下水道管路網の同時被害発生時への対応」、「災害時の安定水供給対策」、「情報提供のあり方」、他等について、審議会で再考の機会が設けられることを期待します。
 なお、合併に伴う検討すべき課題も多々残っている中での提案となりましたが、ご検討賜れば幸いです。

 ご意見頂きましたとおり、災害に際しての各種対応は、水道事業の重要な課題と考えています。水道ビジョン(案)では、災害等に関連する課題として水道施設の耐震化をはじめ、36頁に危機管理体制の充実として、応急給水の充実、危機管理(災害対策)マニュアルの充実を課題として掲げています。なお、ご意見頂きました項目については、次のように考えています。
「想定外の災害」について
 「想定外の災害」により、水の供給が途絶えた場合、配水池や耐震性貯水槽といった貯留施設により、応急給水用の水(計画給水人口157,900人に対し1日1人3リットルで約40日分)を確保できると見込んでいます(33頁)。これにより、ライフライン復旧までの期間について、水を確保するとともに、46頁に示しましたとおり、不測の事態に備え、埼玉県企業局との協力体制の確立を図ります。
「リスク分散型水供給戦略」について
 地下水については、水質的に不安定であることから縮小の方針としています。これにより、本市水道事業の主な水源は県水となりますが、水源におけるリスク分散として、42頁に示しましたとおり、供給元である埼玉県企業局との連携を密にするとともに、吉羽浄水場系については、引き続き1日約9,500立方メートル日の地下水(計画給水人口157,900人に対し1日1人約60リットル)を確保することで、非常時等の給水リスクに対応していきます。
 また、補強連絡管の整備(40頁)や埼玉県水道広域化の動きを視野に入れた相互連絡管整備の検討(45頁)など、バックアップ機能の充実を図ることでリスクの軽減化につなげていきます。
「上下水道管路網の同時災害発生時への対応」について
 45頁に示しましたとおり、管路管理システムの整備、充実を図ることで、合併により広域化した給水区域内の迅速な管路情報把握、他地下埋設物情報の共有化等を進めていきます。これにより、災害時などにおける応急復旧作業の効率化につなげ、まずは応急給水に必要な上水道管路網の復旧に向けて対応していきます。
「災害時の安定水供給対策」について
 前述のとおり、本市では現在、貯留施設により応急給水用の水を確保しています。今後は、43、44頁に示しましたとおり、供給管の整備や基幹管路の耐震化により、広域的な応急給水へ対応していきます。
「情報提供のあり方」について
 54頁に示しましたとおり、日頃から広報紙やインターネットを活用し、お客さまにとって分りやすい情報や最新情報の提供に努めるとともに、緊急時においても正確な情報を速やかに提供できるよう、「ライフライン(水道)災害復旧マニュアル」の充実を図っていくなかで、情報提供のあり方についても検討していきます。
 こうした災害対応については、大震災直後の3月14日に開催された第6回水道事業運営審議会にて、水道施設の耐震性や応急給水体制の充実等、活発にご審議頂いたところです。審議の結果、今後の事業運営において、災害対策は可能な限り前倒しで実施し、着実に取り組んで行くべき事項とされました。
 また、今回の大震災を経験したことによって、応急復旧、応急給水のあり方をはじめ、地下水の利用方法や停電問題に起因する県水の安定受水、自家発電機による配水運用など、より具体的な課題が明らかになってきました。(現在進行中の事項もあり、今後継続的に検証し、問題点等を整理する必要があります。)
 なお、災害対策は、水道事業のみならず大きな枠組みとして、国・県、市(行政部局、上下水道部)、市民など広く地域全体で考えていく問題でもあります。
 久喜市水道ビジョン(案)では、今後の水道のあるべき姿について、将来像を示す総枠的なものとして位置づけています。ご意見頂きました項目のうち、水道ビジョン(案)でお示しできなかった詳細については、久喜市地域防災計画等の計画を踏まえ、「ライフライン(水道)災害復旧マニュアル」をはじめとした個々のマニュアル等において、充実を図っていきたいと考えています。
 今後とも、平常時の安定給水はもとより、災害時等の対応についても、「安心・安全な水道」の供給に水道職員が一丸となって、取り組んでいく所存でおりますので、ご理解をお願いします。貴重なご意見ありがとうございました。

 原案どおり

このページに関するお問い合わせ

上下水道部 上下水道経営課
〒340-0295 久喜市鷲宮6丁目1番1号
電話:0480-58-1111 Eメール:jogesuidokeiei@city.kuki.lg.jp
メール送信フォームを利用する

本文ここまで


以下フッターです。
〒346-8501 埼玉県久喜市下早見85番地の3
電話:0480-22-1111(代表)
ファックス:0480-22-3319
開庁時間:8時30分から17時15分まで
閉庁日:土曜日、日曜日、祝日、年末年始