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企業訪問 「株式会社サン精密化工研究所」(平成29年7月24日(月曜))

更新日:2018年5月10日

企業訪問 レポート

平成29年7月24日(月曜)に株式会社サン精密化工研究所(久喜市所久喜707番地4)を訪問し、現場見学と懇談を行いました。同社は、昭和38年創業以来、精密プラスチックの金型・成形の専門メーカーとして、金型の小型化による材料費や製品代のコストダウンの実現を図るなど、お客様の様々なニーズに応えるべく、たゆまぬ高い技術力によって常に挑戦を重ねている企業です。また、平成28年度埼玉県「彩の国工場」に指定されています。


一世を風靡したウォークマンの部品も作られました

市長
本社工場では、どのような製品を取り扱っていますか。

社長
本社工場では、営業と技術的な打ち合わせ、金型の製作、検定、成形まですべて同じ敷地内で行っています。
また、海外にも会社があり、上海では日本と同様のサービスの提供を行い、香港とタイでは、本社と連携し金型を製作しています。
小物のプラスチック精密成形品の製造販売、それに関わる金型、測定器具等の販売をメインとさせてもらっています。
主な生産品としては、デジタル一眼レフカメラ、交換レンズ、デジタルビデオカメラ、車載機器、家庭用ゲーム機などの精密成形品を生産しています。
1982年、ソニーのヒット商品ウォークマンも当社の加工技術が生かされています。

市長
ウォークマンは、若者のスタイルの一つでしたよね。そのウォークマンの製品に関わったきっかけは何ですか。

社長
1982年にソニー株式会社との取引が始まりました。当時は、コンパクト、軽量化というニーズが強く、設計者の方が部品を金属からプラスチックに変えたいと考えていた時期であり、当社のプラスチック製の精密な「歯車」の加工技術を評価していただいたことがきっかけで、ウォークマンの製品に関わることになりました。その後、ソニー株式会社のヒット商品、MDウォークマン、ハンディカメラ、アイボなど多くの製品に関わってきました。

市長
プラスチック製品を利用する「金型」と「成形」が特色なのですね。

社長
はい。金型と成形をワンストップで行っています。一般的には、「型」は金型屋、「成形」は成形屋と分けていますが、当社では、成形と金型をワンストップで行うことによって、「スピード」、「コスト」など、品質トラブル等の対応をスピーディにやるということを武器にしています。また、お客様から要求には、成形と金型を一体でやらないと対応できないこともたくさんあります。そういう意味ではお客様から評価されていると思っています。

市長 
「こういう製品を作ってほしい」と提案してくるのはメーカー側ですか。会社からメーカー側に提案することはあるのですか。

社長
メーカー側からは1000分の1mm単位(ミクロンオーダー)での製品の要求もあります。メーカー側からの要求事項が分かれば、私たちのノウハウをお話いたします。例えば、成形は溶かしたプラスチックを金型の中に入れて固めるわけですが、その中で、「変形しづらい形状」、「寸法が安定する形状」、「コスト面」等々、私たちからも提案をさせていただいています。一緒にモノを作るというようなスタンスです。

市長
製品加工などのコストを安くするためには、「金型を小さくする」ということが求められるのですか。

社長
金型の小型化は、製品代などのコストダウンに大きく寄与します。金型を小型化することにより、金型材料費の削減や成形機のサイズダウン、保管スペースの削減が可能となります。
お客様からいろいろなニーズがあるので、難題を言われることもありますが、やはりそれをこなしていくということが会社の強みになっていきます。創業者がとにかくそういう難しい仕事を積極的に取り込んできたというのもあります。そういうDNAが会社の中にしっかり溶け込んでいます。特にうちの会社には技術が優秀な人間がそろっているのが強みです。

市長
精密な部品を加工するためには、製品検査など大変なのではないですか。

社長
ミクロンオーダーで部品を加工しますので、三次元測定器という、特別な測定器じゃないと測定できないものがあります。当社では、地震があっても揺れない構造となっている場所に、測定器を置いています。

社長
金型部門では、お客様と金型の仕様を決めた後に、金型の設計をします。次に、金型の設計を加工データに落とし、昔のようにハンドルを動かして加工するのではなく、加工データによって自動で加工品ができるようになっています。
この後、加工品の組み立てをして、それで最終的に「金型」になります。
ここで組み立てた「金型」から、成形機を使って、溶かしたプラスチックを注入し、成形を試作します。試作した成形は、先ほどの検定に持っていって、合格したものが、その後成形になります。

市長
やはり現場で実際見ると、金型と成形の精密さが伝わってきます。すごいですね。

市長
これからはどんな分野に魅力がありますか。

社長
現在のお客様のお仕事も色々やらせていただきながら、車関係のお仕事の方に少しずつシフトしていこうと考えています。
品質の基準とか管理の基準が車関係は高いものですから、上手にシフトすることが一つのテーマになっています。
今後も、精密金型、精密成形に特化し、地元に密着し貢献できる企業を目指していきます。

市長
サン精密化工研究所様におかれましては、昭和38年の創業以来、時代のニーズに即応した製品に対するたゆまぬ技術的な挑戦が、ものづくりを続ける御社の強みとなっていることに、大変感銘を受けました。
これからも、御社の製品や取り組みが、今後一層、地域の皆さんに信頼され、優れた技術と経験を活かした小物・精密に特化した「金型・成形」の専門メーカーの第一人者として、ますますの発展を期待しています。
本日は、ありがとうございました。

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