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第42回 春を告げる 小林神社(おばやしじんじゃ)の水ささら

更新日:2018年7月25日

春の訪れとともに、菖蒲地区の小林神社では笛の音が響き渡ります。

小林神社は、大正2年(1913)に小林村の三上神社(みかみじんじゃ)など18社が合祀(ごうし)され、創建された神社です。この小林神社で毎年4月に行われる春季例祭では、氏子(うじこ)らによる獅子舞(ししまい)「水ささら」が奉納されます。

小林の言い伝えによると、小林神社の「水ささら」は、江戸時代の安政6年(1859)の大洪水の際、獅子頭(ししがしら)が納められた箱が上流から流れ着き、これを妙福寺(みょうふくじ)の三十番神堂(さんじゅうばんしんどう)に奉納したところ、村人が獅子舞の摺(す)り方(舞い方)を覚え、堂宇前(どううまえ)で舞うようになったと伝えられています。

獅子頭が奉納された妙福寺の三十番神堂は、江戸時代には小林村の鎮守とされていました。大正2年の小林神社創建と共に、三十番神堂の獅子舞も小林神社へ継承されたようです。

「水ささら」の「水」とは、言い伝えにある獅子頭が流れ着く原因となった洪水に由来するものと考えられます。ちなみに、久喜地区の「古久喜の獅子舞」も洪水で獅子頭が流れ着いたと伝えられています。これは洪水の多い地域ならではの伝承なのかもしれません。

小林神社の獅子舞「水ささら」は、戦前まで法眼(ほうげん)・中獅子(なかじし)・女獅子(めじし)の3頭獅子による庭場舞(にわばまい)、付属芸能の居合抜き・棒術、村内を摺り歩く道中舞(どうちゅうまい)が行われていましたが、戦後は一時中断し、平成元年に地元の有志によって、庭場舞が復活しました。

小林小学校の児童を交えた地元の人々が、「水ささら」の保存と継承に取り組んでいます。

写真 小林神社(おばやしじんじゃ)の水ささら
小林神社の水ささら

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