
| 種別 | 名称 | 指定年月日 | 所在地 | 所有者(管理者) |
|---|---|---|---|---|
| 絵画 | 紙本著色伝貞巖和尚像 | 大正3年4月17日 | 本町7-2-18 | 甘棠院(埼玉県立歴史と民俗の博物館) |
| 工芸品 | 太刀 | 大正3年4月17日 | 鷲宮1-6-1 | 鷲宮神社(東京国立博物館) |
| 無形民俗 | 鷲宮催馬楽神楽 | 昭和51年5月4日 | 鷲宮 | 鷲宮催馬楽神楽保存会 |
| 種別 | 名称 | 指定年月日 | 所在地 | 所有者(管理者) |
|---|---|---|---|---|
| 工芸品 | 十三仏版木 | 昭和23年4月27日 | 本町7-2-18 | 甘棠院(埼玉県立歴史と民俗の博物館) |
| 工芸品 | 九曜菊散双雀鏡 | 昭和24年4月13日 | 本町7-2-18 | 甘棠院(埼玉県立歴史と民俗の博物館) |
縦90.4センチメートル・横46.7センチメートルの軸装(掛軸)で、椅子に坐った僧の全身像で彩色、落款(署名)は「月庵作」、印は「源」「直朝」とあり、賛はありません。
作者は古河公方足利氏の重臣で、幸手城主であった一色直朝です。彼は和歌集「桂林集」の作者で、武将であるとともに優れた文化人でもありました。貞巖昌永は古河公方第2代足利政氏の子息(一説には弟)で、甘棠院を開いた人物です。なお、甘棠院には、第19代に至る歴代住職の頂相(肖像画)が遺されています。

刃長101.5センチメートル、下野国小山城主で同国の守護職であった小山義政(不明~1382)が鷲宮神社に奉納したものです。
刃長表に「武州太田庄鷲山大明神」、裏に「永和二年卯月十九日 義政」と寄進銘が彫られています。また茎には「備中国住人吉次」の銘があります。身幅広く、大振りで、切先が延びた姿には、南北朝時代の特徴がよくあらわれています。
吉次は、備中国青江(現在の岡山県倉敷市青江)に平安時代から室町時代にわたって栄えた青江派の刀工の一人です。その名は、鎌倉時代から継承されていますが、作風から寄進銘(1376)と同時代の作家と考えられています。
地刃のできもよく、当時の姿をよく伝えており、遺作の少ない吉次の研究には欠くことのできない好資料です。また、寄進銘もあることから歴史資料としてもその価値は高くなっています。

鷲宮催馬楽神楽は、関東神楽の源流とされています。曲目の大半は古事記や日本書紀の神話を題材とした舞踏劇となっており、神楽の古い形態を今日に伝える貴重な神楽であるとされています。
古代の歌謡である催馬楽を神楽の中に取り入れています。
縦85.7センチメートル・横35.3センチメートルの版木です。最上部に天蓋と主尊の虚空蔵菩薩、その下に4段3列に十二仏を配置しています。「時永正十二(1515)年乙亥二月彼岸日刊」の銘があります。この版木で十三仏を刷って信者に配布したもので、十三仏板石塔婆とともに中世の信仰の重要な資料です。

直径22.5センチメートル、室町時代作の銅製の和鏡です。裏面に大菊を中心に8つの菊をまわりにめぐらす九曜菊を三方に散らした幾何学的な文様をもち、鈕(中央のつまみ部分)の上部に向き合った雀を配置しています。足利政氏夫人が愛用したものと伝えられています。

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